30代女性 会社員 江戸川区在住「偏頭痛と吐き気でお悩みだった方」症例

頭痛 イラスト

患者

渡辺様 30代女性 会社員 江戸川区在住

来院日

平成29年3月中旬

症状と問診

数年前から肩こりによる偏頭痛で悩んでいるが、病院で検査を受けても特に異常はなく痛み止めの薬を処方されるが頭痛が起きてしまうと全く効かない状態。

元々冷え症もあり外気や夏になると冷房の風でも頭痛が出てしまうことある。

特に天気の悪い前日は頭痛が強くなり吐き気・嘔吐をしてしまうためどうにかしたいと思い、インターネットで「たなか鍼灸院」を見つけ電話で予約して来院された。

既往歴

・冷え性

・肩こり

治療経過と施術内容

初診時、首肩の張りが強く皮膚温も冷たく圧痛がある。

便秘や下痢、膨満感などの消化器症状もあることから胃腸などの内臓系の負担があることを考えその調整を行った。

はじめに、仰向けでお腹、横向きで背中に「刺さない鍼」で施術し内臓の活動を高め全身の血流改善を行った。

横臥位で当院オリジナルの「T&S療法」により首肩の筋肉と骨格を整え血流改善の調整を行った。

再度仰向けになり内臓の負担を取り除くために「リンパ調整法」を行った。

1週間後に2回目の施術を行うために来院。

2回目の施術は同様に行い、特に「リンパ調整」を強めに行った。

週に1回の施術を繰り返し6ヵ月後には首肩の固さがなくなり、頭痛はなくなった。

考察

今回の偏頭痛は消化器系の異常から起こる問題であった。

消化器系の異常は体の防御反応を起こし様々な筋肉の硬直が起きてしまうためまずは防御反応を溶くように内臓全体の調整を行う必要がありその調整が上手くいったことで症状の改善ができた。

また、今回はセルフケアを毎日入念にやってくれたことが早期解決できた一つの要因であった。

 

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