40代女性 品川区在住「更年期障害による眩暈と頭痛でお悩みだった方」症例

患者

岡本様 40代女性 品川区在住

来院日

平成29年5月上旬

症状と問診

昨年1月からホットフラッシュや肩こり眩暈が出るようになった。

病気ではないかと不安になり婦人科に受診したら更年期と診断を受け漢方薬による治療をおこなってきた。

ホットフラッシュの症状は少し良くなったものの肩こりや眩暈、身体の倦怠感などは全く改善できていない状況。

肩上部と首の硬結がありパンパンに張っている。首の可動域も狭くなっており、眩暈の原因の一つにもなっている様子。

身体の冷えが顕著で末端がかなり冷たい。

既往歴

・肩こり

・めまい

・冷え性

・ホットフラッシュ

治療経過と施術内容

初診時、子宮と内臓の調整をすることをメインに免疫力と自然治癒力を高め、更年期障害の原因であるホルモンバランスの調整と体の冷えの除去治療を行った。

はじめに、仰向けでお腹、横向きで背中に「刺さない鍼」で施術し内臓の活動を高め全身の血流改善を行った。

横臥位で当院オリジナルの「T&S療法」により骨盤を整え血流改善の調整と子宮の位置の調整と機能向上を行った。

1週間後に2回目の施術を行うために来院。

週に1回~10日に1回の施術を繰り返し、運動と自宅でのケア方法を伝え8か月後にはホットフラッシュなどの症状は消えた。

考察

更年期障害はホルモンバランスの影響による問題も大きいですが、加齢による内臓の機能低下、それに伴う下垂によって子宮や内臓を圧迫してしまう事で身体のバランス自体が崩れてしまう事が多いです。

その結果ホットフラッシュのように逆上せや火照り・発汗が起き、肩こりや眩暈と言った全身症状が出てしまうのです。

先ずは身体のバランスを整えることで免疫力や体の回復力を高め、子宮と内臓の機能を向上することで更年期障害の症状を改善することが出来ました。

更年期障害について詳しくはこちら

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