60代女性 大田区在住「十二指腸潰瘍による胃のもたれ感と腹痛でお悩みだった方」症例

患者

佐々木様 60代女性 大田区在住

来院日

平成30年4月下旬

症状と問診

仕事のストレスによって十二指腸潰瘍になってしまった。

胃のもたれと腹痛があり胸やけは感じていない。

肩こりは仕事をしてから何十年と悩んでいて時々頭痛がするのも悩みの一つ。

食事は気を付けているが、胃のもたれと腹痛が空腹時に起きてしまう。

既往歴

・肩こり

治療経過と施術内容

初診時、腹部特に胃部と臍周囲に圧痛と硬結があり押すと痛みが出る。少し膨満感を感じている。

消化器系の調整を強めにすることをメインに内臓の調整をし免疫力と自然治癒力を高めるように施術を行った。

はじめに、仰向けでお腹、横向きで背中に「刺さない鍼」で施術し内臓の活動を高め全身の血流改善を行った。

横臥位で当院オリジナルの「T&S療法」により首肩背中の筋肉と骨格を整え血流改善の調整と胃の機能向上を行った。

1週間後に2回目の施術を行うために来院。

週に1回~2回の施術を繰り返し、運動と自宅での食事方法やケア方法を伝え8ヵ月後には胃のもたれや腹痛は出なくなった。

考察

十二指腸潰瘍は空腹時に痛みが出るのが特徴です。胃潰瘍と同様に言えることですが、ストレスをためないこと、自分に合ったストレスの解消法を見つけることも必要です。

また、思い悩んでしまう方が非常に多いため、悩みを聞いて少しでも発散させることも治療の一つになる症状です。

もちろん胃腸などの内臓の調整も必要ですが、ストレス性の場合は両方の同時に行うことが何より必要でしょう。

十二指腸潰瘍について詳しくはこちら

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