60代女性 品川区在住「逆流性食道炎による胃もたれ胸やけでお悩みだった方」症例

患者

倉田様 60代女性 品川区在住

来院日

平成28年5月中旬

症状と問診

胃もたれと胸やけが普段からあり食事後は特に気持ち悪さが出るようになってきてしまった。

背中の張りや肩こり、時には頭痛も出てきているが、それが優勢食道炎との関係があるのアは分からないそうだ。

しかし、気持ち悪さが出ると頭痛も出てくるため自覚的には関係ありそうとのこと。

既往歴

・肩こり

・頭痛/偏頭痛

治療経過と施術内容

初診時、やはり問診の通り、肩から背中にかけての張りが強い。

消化器系の調整を強めにすることをメインに内臓の調整をし免疫力と自然治癒力を高めるように施術を行った。

はじめに、仰向けでお腹、横向きで背中に「刺さない鍼」で施術し内臓の活動を高め全身の血流改善を行った。

横臥位で当院オリジナルの「T&S療法」により首肩背中の筋肉と骨格を整え血流改善の調整と胃の機能向上を行った。

1週間後に2回目の施術を行うために来院。

週に1回~2回の施術を繰り返し、運動と自宅での食事方法やケア方法を伝え4ヵ月後には胸やけと胃のもたれの症状はなくなった。

考察

食生活を変えると比較的食道炎の症状は落ち着いていきます。

しかし、実際は胃の粘膜や食堂の逆流を防ぐ機能が低下してしまったことにより発生してしまいます。

一度機能が低下してしまうとその機能を「回復」しなければいけません。

ところが、食生活を改善してもその機能低下そのものが回復することが難しい状態になってしまっていることがあります。

先ずは身体全体の機能を向上し、免疫力と治癒力を高めることで改善できる症状となっています。

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