40代女性 会社員 品川区在住「テニスをしていないのにテニス肘(上腕骨外側上顆炎)に!肘の関節痛でお悩みだった方」症例

肘 関節痛 イラスト

患者

高橋様 40代女性 会社員 品川区在住

来院日

平成30年6月下旬

症状と問診

デスクワーク中心の事務仕事で2年前から肘が痛くなってきた。

湿布を貼ったり整骨院でマッサージをしてもらってきたが徐々に痛みも増してきているため整形外科で検査を受け「テニス肘/上腕骨外側上顆炎」と診断を受けた。

その後も病院と整骨院で治療を受けてきたが状態が良くならずインターネットで「たなか鍼灸院」を見つけ電話で予約して来院された。

既往歴

・肩こり

・冷え性

治療経過と施術内容

初診時、首から肩にかけての硬結圧痛と上肢の張りがかなり強い。

時々肩こりや首が痛くなると吐き気が出ることもあるようだ。

消化器系の負担があると関節や靭帯、筋肉の修復に時間がかかるため、内臓の調整をし、免疫力と自然治癒力を高めるように施術を行った。

はじめに、仰向けでお腹、横向きで背中に「刺さない鍼」で施術し内臓の活動を高め全身の血流改善を行った。

横臥位で当院オリジナルの「T&S療法」により肩腕の筋肉と骨格を整え血流改善の調整を行った。

再度仰向けになり内臓の負担を取り除くために「リンパ調整法」を行った。

1週間後に2回目の施術を行うために来院。

2回目の施術は同様に行い、特に「リンパ調整」を強めに行った。

週に1回の施術を繰り返し5ヵ月後には肘の痛みや違和感はなくなった。

考察

テニス肘と病名はついているが実際はテニスをしていなくてもテニス肘と診断されることは少なくない。

デスクワークや荷下ろしをする物流関係者や建築関係者などは非常に多い症状でもある。

今回はデスクワークということもありPC作業時に肘がヨロに開いてしまったら挙がってしまうことで筋肉を傷めてしまうことがあるがその典型的問題であった。

ストレッチ方法とPC作業時の姿勢を指導し改善できた症例であった。

テニス肘(上腕骨外側上顆炎)について詳しくはこちら

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