40代女性 会社員 大田区在住「繰り返す逆子でお悩みだった方」症例

不妊症 イラスト 妊婦

患者

渡辺様 40代女性 会社員 大田区在住

来院日

平成29年3月中旬

症状と問診

初産で高齢出産ということもあり帝王切開での出産に不安を抱えている。

逆子になったり戻ったりを繰り返して33週になってしまった。

産科ではあっさりと帝王切開の日を決められてしまいどうにかして逆子を治したと思い近くにある治療院や鍼灸院をネットで探して「たなか鍼灸院」をみつけLINEで予約し来院された。

既往歴

・肩こり

・片頭痛

治療経過と施術内容

初診時、おなかの冷えがかなりある状態で赤ちゃんの胎動はそこまで感じないとのこと。

腹巻をしたり体を温める食事を心がけているがなかなかお腹が温まらない。

体の冷えから赤ちゃんが逆子から元に戻る力を出せないと判断し、患者自身の内臓の調整を行い機能を高めるように施術するように行った。

初診時、おなかの張りが強く骨盤の狭さを感じた。

特に恥骨部の痛みを時々感じることがあるようで赤ちゃんの成長と骨盤や子宮の開きが比例しておらず赤ちゃんの動くスペースが狭いと推測される。

お腹の張りを取り除くことを目的とし施術を行った。

はじめに、仰向けでお腹、横向きで背中に「刺さない鍼」で施術し内臓の活動を高め全身の血流改善を行った。

横臥位で当院オリジナルの「T&S療法」により全身の筋肉と骨格を整え血流改善の調整を行った。

再度仰向けになり子宮の負担を取り除くために「リンパ調整法」を行った。

3日後に2回目の施術を行うために来院。

週に2回の施術を繰り返し逆子は戻った。

考察

今回の逆子は体の冷え・内臓の機能低下により体の熱の産生が上手くできないことで逆子になってしまう状況であった。

実は体の冷えがあると体が縮こまってしまうのと同じで赤ちゃんも同じ状況に陥る。

まずは体の冷えの除去と機能を高め熱の産生を促せたことが逆子治療の成功となった。

逆子について詳しくはこちら

この記事に関する関連記事

たなか鍼灸院