30代女性 会社員 世田谷区在住「坐骨神経による腰の痛みと足の痺れでお悩みだった方」症例

腰痛 イラスト

患者

石田様 30代女性 会社員 世田谷区在住

来院日

平成29年1月上旬

症状と問診

学生の時にバレーをしていて腰に痛みが出てからずっと腰痛持ちでした。

それ以降腰の痛みと付き合いながら仕事をしてきたが、足に痺れが走り神経痛が出てしまったことで病院へ受診。

医師から「坐骨神経痛でかなり症状としては重い」と言われた。

鍼灸院やマッサージ院で治療を受けてきたがなかなか良くならない為当院へ受診。

皮膚感覚が左右で違い鈍さがある。更に皮膚温も差があり冷たい。

足の筋肉にも異常があり筋力低下がみられる。

既往歴

・肩こり

・腰痛

・坐骨神経痛

・生理痛

治療経過と施術内容

初診時、痺れが強いためちょっとした動作で神経痛が増悪してしまう。

腰部下肢共に筋肉が硬直しており圧痛や可動域の狭さがある。

はじめに、仰向けでお腹、横向きで背中に「刺さない鍼」で施術し内臓の活動を高め全身の血流改善を行った。

横臥位で当院オリジナルの「T&S療法」により腰と下肢の筋肉と骨格を整え血流改善の調整を行った。

再度仰向けになり体の冷えを取り除くために「リンパ調整法」を行った。

1週間後に2回目の施術を行うために来院。

1回目の施術後は体は楽で痛みも少なく痺れも少し取れている状態で非常に良かった

2回目の施術は同様に行い、特に「リンパ調整」を強めに行った。

週に1回の施術を繰り返し5ヵ月後には腰の痛みがなくなった

考察

今回、筋力低下や筋肉の固さ、動作による神経痛の悪化も診られ、医師からも状態としては重いと診断もされていました。

しかし、痺れと痛み、筋肉の状況を見ると血流不足や内臓の機能の低下も見られた。

その調整を行うことで即効性もあり患者自身も自覚として症状が良くなるのが分かってきたため症状の改善にも一役買った。

神経痛だからと言って筋肉をほぐせば良くなるわけではなくあくまでも総合的に見て内臓などの調整を行うことが解決の一番近道であることがより分かった症例であった。

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