50代男性 品川区在住「胃潰瘍による胃の痛みと吐き気でお悩みだった方」症例

患者

松田様 50代男性 品川区在住

来院日

平成28年12月上旬

症状と問診

以前胃潰瘍になって治療はして治ったが、時々吐き気と胃の痛みを感じることがある。

2ヵ月前に潰瘍が少しあり治りかけていると言われているが、まだ痛みが完全に治っておらず吐き気と食欲が出ないことに悩んでいる。

背中の張りと腰の痛みを感じており、触ると圧痛と硬結がある。背部は押圧すると胃に響く感じが出る。

既往歴

・腰痛/腰の痛み

・高血圧

治療経過と施術内容

【初診時】

腰の張りがあり圧痛も強い。吐き気ともたれ感があり胃部を押すと痛みと不快感が出る。

消化器系の調整を強めにすることをメインに内臓の調整をし免疫力と自然治癒力を高めるように施術を行った。

更に首~背中、腰の筋肉と骨格を整え血流改善の調整と胃の機能向上を行った。

1週間後に2回目の施術を行うために来院。

週に1回の施術を繰り返し、運動と自宅での食事方法やケア方法を伝え11ヵ月後には胸やけと胃のもたれがなくなり、16ヵ月後には胃の痛みを感じなくなった。

考察

胃潰瘍はピロリ菌による発症が多くあるが、過度のストレスによるものも多くあります。

肩こりや腰痛などの症状で悩まれている方は、仕事の疲れや職場でのストレスを抱える方が多く、近年非常に増えているように感じています。

ストレスをためないようにすることも必要ですし、適度な運動など日頃から発散する方法を見つける工夫も必要でしょう。

胃潰瘍は胃の粘膜がただれて胃壁を傷つけてしまう状態を言います。

先ずはその修復と胃液の調整をする必要があるため、かなり長期的な治療が必要な症状の一つになります。

特に胃や腸に負担をかけない生活習慣を見つけていくことを一緒にやっていく必要があります。

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