40代女性 会社員 品川区在住「坐骨神経による腰痛でお悩みだった方」症例

腰痛 イラスト

患者

鈴木様 40代女性 会社員 品川区在住

来院日

平成30年3月下旬

症状と問診

5年前の出産後から腰の痛みが気になりはじめ、マッサージなどに通って何とか過ごしてきたのですが、仕事が経ち仕事ということもあり腰の痛みが強くなってきてしまったため病院へ受診。

医師から「坐骨神経痛による腰痛です」と言われてからマッサージは継続し、牽引や遠赤外線による治療を繰り返しましたが効果がなく、整骨院で診てもらって電気治療とマッサージ、テーピングをされましたがその場の数十分が軽いだけで良くなることはありませんでした。

友人が田中先生の所に行っていたのは知っていて「刺さない鍼だし治るからいいよ」と言っていたのを思い出して紹介してもらい来院された。

既往歴

・腰痛

・坐骨神経痛

・頭痛

・子宮筋腫

治療経過と施術内容

初診時、腰の痛みが強いため腰に手を当てて来院された。

腰部の筋肉は固く鉄板が入っているかのように筋肉だけでなく皮膚も張ってしまっている。

触ると皮膚が冷たくかなり冷えている状態だが自覚はない。

はじめに、仰向けでお腹、横向きで背中に「刺さない鍼」で施術し内臓の活動を高め全身の血流改善を行った。

横臥位で当院オリジナルの「T&S療法」により腰の筋肉と骨格を整え血流改善の調整を行った。

再度仰向けになり体の冷えを取り除くために「リンパ調整法」を行った。

1週間後に2回目の施術を行うために来院。

1回目の施術後は体は楽で痛みも少なく非常に良かった

2回目の施術は同様に行い、特に「リンパ調整」を強めに行った。

週に1回の施術を繰り返し3ヵ月後には腰の痛みがなくなった

考察

坐骨神経痛ということで足に痛みが出てなかったのが幸いでした。

腰の皮膚温を診ることが少ないですが、これが一番と言っていいほど重要なことで、患者自身の皮膚感覚を見て自覚があるかの有無が治療方針に大きく関わってきます。

安易に冷たいから温めるだけでは効果が薄く、本質を見極めて治療をおこなわなければ治療結果は出てきません。

あくまでも主訴は主訴であり原因ではありません。

これができたからこそ治療結果が出たものと思われます。

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