30代女性 港区在住「生理痛による腹痛と腰痛でお悩みだった方」症例

患者

宮本様 30代女性 港区在住

来院日

平成29年7月中旬

症状と問診

以前から生理痛があり鎮痛剤を飲んでいれば痛みは気になるほどではなかった。

昨年あたりから痛み止めを飲んでも痛みが引かないことが増え病院で検査を受けたら子宮内膜症による生理痛。ということが判明。

薬を飲んで落ち着いていたが検査で状態が良くなって薬をやめたら痛みがぶり返してきてしまった。

身体の冷えや片頭痛、首から肩にかけてのコリが強い。

既往歴

・冷え症

・偏頭痛

・肩こり

治療経過と施術内容

初診時、子宮と内臓の調整をすることをメインに免疫力と自然治癒力を高め、生理痛の原因であるホルモンバランスの調整、子宮内膜症の治療も同時に行うように施術を行った。

はじめに、仰向けでお腹、横向きで背中に「刺さない鍼」で施術し内臓の活動を高め全身の血流改善を行った。

横臥位で当院オリジナルの「T&S療法」により背中腰の筋肉と骨格を整え血流改善の調整と子宮の機能向上を行った。

1週間後に2回目の施術を行うために来院。

週に1回~10日に1回の施術を繰り返し、運動と自宅でのケア方法を伝え7ヵ月後には生理痛の痛みは出なくなった。

考察

子宮内膜症による生理痛は非常に多いです。

何処に内膜症が出来ているかによっても痛みのレベルも違うため腹部を触ってどの程度のお腹の張りや押されたときの不快感があるかどうかなど、細かく見ていく必要があります。

また、生理は月に1回来る周期のため、体の状態で生理痛の強弱の変動が激しいこともあるため、生理前や後・排卵前後など体の状態を詳しく見ていくことがとても大切な症状です。

食事やストレスを溜めないようなケア、適度な運動方法など総合して症状と向き合っていかなければいけない症状です。

 

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