30代女性 会社員 大田区在住「5年間不妊症でお悩みだった方」症例

不妊症 イラスト 妊婦

患者

阿部様 30代女性 会社員 大田区在住

来院日

平成29年11月中旬

症状と問診

以前から子宮内膜症があり5年前から不妊治療を開始し、タイミング法を行ってきたが2年経ち人工授精を始めた。

繰り返し採取し試みたものの結果が得られずホルモン数値が悪いということで薬も処方されてしまった。

このままでは授かれないかもしれないという不安から新たに何か始めようと鍼灸治療を知りインターネットで「たなか鍼灸院」をみつけLINEで予約し来院された。

既往歴

・不妊症

・生理痛

・子宮内膜症

治療経過と施術内容

初診時、腹診をするとお腹の張りがありかなり固さが目立つ。

少し押圧すると痛みがありシコリのように固まっている。

生理痛が強く痛み止めを服用しても収まらないこともあり仕事中はかなりつらい様子。

まずは、おなかの固さを取り除き子宮の負担を取り除くように施術を開始した。

はじめに、仰向けでお腹、横向きで背中に「刺さない鍼」で施術し内臓の活動を高め全身の血流改善を行った。

横臥位で当院オリジナルの「T&S療法」により全身の筋肉と骨格を整え血流改善の調整を行った。

再度仰向けになり子宮の機能を高め負担を取り除くために「リンパ調整法」を行った。

1週間後に2回目の施術を行うために来院。

週に1回の施術を繰り返し6ヵ月後には妊娠することができた。

考察

初診時のお腹の固さを見た時に子宮だけでなく内臓に血流が上手く循環ができていないことが判明した。

その結果子宮に血液が巡らず妊娠まで至らなかったと推測できる。

器質的な部分で異常が診られたとしてもちょっとしたお腹の固さを見逃さず処置をすると全体に良い影響を及ぼし妊娠の近道になりやすい。

今回は子宮内膜症という症状も同時に治療が成功した。

原因不明と言われることも少なくない不妊症であるが、こういった体の変化メッセージを読み取り処置することが必要だ。

 

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