「逆流性食道炎による胃の張りとみぞおちの痛みでお悩みだった方」症例

逆流性食道炎でお悩みの方

症状

胸やけを感じることがあり、特に食後は胃の重たさが気になるというお話がありました。

喉にも常に違和感があり、朝は声がかすれたり咳が出たりすることがあるそうです。

食事の際は噛む回数が少なく、早食いになりやすい傾向があり、体型についてもご自身で気にされている様子でした。

医療機関では、体重や食習慣についてのアドバイスを受けたこともあるそうですが、実際にはなかなか改善が難しく、早食いのくせもなかなか抜けないとお話しされていました。

最近は食後すぐに横になることは控えているものの、それでも胃の不快感やもたれを感じてつらい日があるとのことです。

逆流性食道炎以外でお悩みの症状

・ストレートネック

・冷え性

症状の経過と施術内容

お越しいただいた際にも吐き気があり、食事は取らずに来られていました。

みぞおちのまわりに痛みと張りを感じる状態で、体の冷えや、手足の先までの冷えも気になっていたようです。

また、首や肩の張りも強く、ご本人としては、姿勢の影響もあるのではと気にされていました。

消化器のはたらきを整えることを中心に、内臓全体の状態をみながら施術を進めていきました。

加えて、首や肩、背中にかけての筋肉のこわばりや骨格のバランスにも着目し、体の巡りを整えることで、胃まわりの不調もやわらぐように意識しました。

その後、1週間後に2回目の施術に来られました。

週に1回のペースで施術を継続し、ご自宅での食事のとり方や体のケア、軽い運動なども一緒に取り組んでいきました。

続けていくなかで、「吐き気や胃の重たさを感じる日が減ってきた」といったお話もあり、
少しずつ体調の変化を実感される場面が増えてきたようでした。

今回の症例について

逆流性食道炎のような症状は、胃酸の分泌が過剰になることや、胃酸の逆流を防ぐ働きが弱まっていることが関係しているとも言われています。

こうした状態に対しては、胃や食道の状態を整えていくことが大切で、そのためにはご自身の生活リズムや食習慣を見直していくことも欠かせません。

今回ご相談いただいた方も、ご自宅での食事のとり方や生活習慣を見直す取り組みを少しずつ続けられていて、そうした積み重ねが体調の変化につながったように感じられるケースでした。

当院の症例について

施術の効果や経過には個人差があり、効果・効能を保証するものではありません。
施術の頻度や期間は、お一人おひとりの体調や状態に合わせて異なります。

当院では、事前に病院での受診・診断を受けていない方への施術は行っておりません。
医療機関での診断結果などを参考にしながら、東洋医学を基にお身体の状態を見立てて施術を行っております。

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