30代女性 大田区在住「子宮内膜症による生理痛と不妊症でお悩みだった方」症例

患者

二宮様 30代女性 大田区在住

来院日

平成28年10月上旬

症状と問診

10代のころから生理痛や腰痛があり悩んでいた。

生理前から下腹部痛に悩まされて鎮痛剤を飲んで過ごしていた。

結婚後子供が出来なくて病院で診てもらったら子宮内膜症と診断を受けてその治療を含めて行っているが、2年経った今も妊娠ができない状態。

 

 

既往歴

・冷え症

・不妊症

・肩こり

治療経過と施術内容

初診時、子宮と内臓の調整をすることをメインに免疫力と自然治癒力を高め、生理痛の原因であるホルモンバランスの調整、子宮内膜症の治療も同時に行うように施術を行った。

はじめに、仰向けでお腹、横向きで背中に「刺さない鍼」で施術し内臓の活動を高め全身の血流改善を行った。

横臥位で当院オリジナルの「T&S療法」により肩腰の筋肉と骨格を整え血流改善の調整と子宮の機能向上を行った。

1週間後に2回目の施術を行うために来院。

週に1回~10日に1回の施術を繰り返し、運動と自宅でのケア方法を伝え11ヵ月後には生理痛の痛みは出なくなり、妊娠することができた。

考察

子宮内膜症による不妊症で来院され、生理痛の痛みを併せて持っている患者さんが非常に多いです。

また、体の冷えや内臓の調子が悪い、ストレスによる食いしばり、倦怠感など全身症状がみられます。

どんな症状においても言えることですが、1つの症状を改善していくには他の症状も同時に治していくことが必要で、症状は他の臓器や筋肉、神経と連動し放散痛として感じていることも多くあります。

子宮内膜症も同様で、全身を診て全体の状態を良くすることが子宮内膜症改善の近道となります。

子宮内膜症について詳しくはこちら

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