40代女性 大田区在住「慢性胃炎による吐き気とみぞおちの痛みでお悩みだった方」症例

患者

山田様 40代女性 大田区在住

来院日

平成29年11月上旬

症状と問診

吐き気とみぞおちの痛みに悩まされており、薬を服用しているが痛みが取れないことも多い。

常に胃部に不快感があり吐き気が出ると一日ぐったりしてしまう。

病院では胃炎。とだけ言われ食生活、脂っこいものを控えるように言われ気を付けているが症状の改善はあまり感じない。

日によっても症状の良し悪しが大きく変わるため、家事などの作業が非常に辛い。

既往歴

・冷え性

治療経過と施術内容

初診時、吐き気が強くみぞおちの痛みがある。

体の冷えもあり末端の冷えも感じているようなので、消化器系の調整を強めにすることをメインに内臓の調整をし免疫力と自然治癒力を高めるように施術を行った。

はじめに、仰向けでお腹、横向きで背中に「刺さない鍼」で施術し内臓の活動を高め全身の血流改善を行った。

横臥位で当院オリジナルの「T&S療法」により首肩背中の筋肉と骨格を整え血流改善の調整と胃の機能向上を行った。

1週間後に2回目の施術を行うために来院。

週に1回~2回の施術を繰り返し、運動と自宅でのケア方法を伝え5ヵ月後には吐き気と胸やけ、痛みの症状はなくなった。

考察

胃炎の症状は慢性化しやすく、食生活を改善しても胃炎の症状が治まらないことは屡々あります。

問題なのは胃腸消化器系の機能の低下が考えられ、まずはその機能を元に戻し、高めていくことで胃の状態を回復させることが一番の改善への近道となります。

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