「気管支炎でお悩みだった方」症例

気管支炎でお悩みの方

症状

初めてお越しいただいた際には、痰が絡んだ咳が続いており、呼吸の際にゼェゼェと音が出るような状態でした。

そのほかにも、倦怠感や鼻水といった症状があり、日常生活の中でもつらさを感じているとのことでした。

2週間ほど前に風邪をひいたあとから、咳が治まりにくくなってしまったそうで、現在も呼吸器の不調が続いている様子でした。

背中にも張りや痛みがあり、肩から背中にかけてのこわばりが強く、普段からそのあたりが気になることが多いとのことです。

気温や季節の変化がある時期には、こうした不調が定期的に起きやすく、少しでも楽になればとご相談にいらっしゃいました。

気管支炎以外でお悩みの症状

・肩こり、首のコリ

・冷え性

症状の経過と施術内容

咳や痰の症状が続いていたため、内臓のはたらきを整えることを意識しながら施術を進めていきました。

初回は、仰向けでお腹に、横向きで背中に「刺さない鍼」を使って施術を行い、内臓の活動を促しながら全身の巡りを整えることを意識しました。

その後、首や肩の筋肉や骨格のバランスを整え、呼吸に関わる部位の緊張がやわらぐようアプローチしました。

1週間後に2回目の施術に来院され、週に1回のペースで継続して通っていただきました。

施術とあわせて、ご自宅でのセルフケアや簡単な運動なども取り入れていただきました。

続けていくなかで、「咳や痰の症状を感じない日が増えてきた」といったお話もあり、呼吸も少しずつ楽になってきたように感じられる様子でした。

今回の症例について

咳や痰の症状が続く中で、喉にいがらっぽさを感じたり、声がかすれやすくなる方もいらっしゃいます。

また、冷えを感じやすい方も多く、体の巡りが滞っている印象を受けることもあります。

そのような場合には、全身の巡りを整えながら呼吸がしやすい状態を意識していくことが大切です。

気管や肺のまわりがこわばっていると感じられる方では、呼吸の不快感がやわらいでいくケースもあり、少しずつ体調の変化を感じられる方もいらっしゃいます。

当院の症例について

施術の効果や経過には個人差があり、効果・効能を保証するものではありません。
施術の頻度や期間は、お一人おひとりの体調や状態に合わせて異なります。

当院では、事前に病院での受診・診断を受けていない方への施術は行っておりません。
医療機関での診断結果などを参考にしながら、東洋医学を基にお身体の状態を見立てて施術を行っております。

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