「坐骨神経による腰の痛みと足の痺れでお悩みだった方」症例

腰痛 イラスト

坐骨神経痛でお悩みの方

症状

学生の頃にバレーボールをしていた際に腰を痛めて以来、長年にわたり腰に不調を抱えながらお仕事を続けてこられたそうです。

これまで何とか付き合ってこられたものの、最近になって足にしびれを感じるようになり、ピリッとするような違和感も増えてきたため、病院を受診。

医師からは「坐骨神経痛で、症状はやや強めですね」と言われたそうです。

これまでにも鍼灸院やリラクゼーションサロンなどでケアを受けてこられましたが、ご本人としてはあまり変化を感じられず、日常生活にも不安を覚えるようになっていたとのことでした。

坐骨神経痛以外でお悩みの症状

・肩こり

・腰痛

・坐骨神経痛

・生理痛

症状の経過と施術内容

来られた際は、足に左右差があり、皮膚に触れたときの感覚にも違いがあるように感じられました。

また、皮膚の一部が冷たく感じられ、筋肉の力の入り方にもやや偏りがあるように見受けられました。

しびれの程度が強く、日常のちょっとした動作でも違和感や痛みが広がるような感覚があるとのことで、腰から下肢にかけての筋肉もかなり緊張していました。

押さえると不快感があったり、動きにくさを感じる場面も多かったそうです。

まずは仰向けでお腹、横向きで背中に「刺さない鍼」でのアプローチを行い、内臓の働きや体全体の巡りに配慮しながら施術を行いました。

次に、横向きの姿勢のまま腰や下肢の筋肉と骨格のバランスを整えるようなケアを加えていきました。

「体が少し楽になった気がする」「痛みが和らいで、しびれも軽く感じた」といったご感想をいただき、その後も週に1回のペースで施術を続けるなかで、「腰の重さや痛みが以前より気にならなくなってきた」といったお声をいただくようになりました。

今回の症例について

今回のケースでは、筋肉のこわばりや動きにくさが強く、動作のたびにしびれや違和感が増す場面が多く見受けられました。

病院での診察では「症状としては少し重め」と伝えられていたとのことです。

施術では、筋肉の状態やしびれ・痛みの感覚などを丁寧に確認しながら、東洋医学的な視点で全身の巡りや内臓のバランスにも注目してケアを行いました。

特に、肝や腎、胃腸などにやや負担がかかっている傾向が見られたため、内臓の働きをサポートするようなアプローチも重ねていきました。

そうした中で、ご本人からは「体が少しずつ変わってきたように感じる」「痛みが軽くなってきた気がする」といったお声をいただくようになりました。

神経痛という言葉だけにとらわれず、筋肉・関節・内臓など体全体を見ながら丁寧に整えていくことの大切さを、あらためて感じたケースでした。

当院の症例について

施術の効果や経過には個人差があり、効果・効能を保証するものではありません。
施術の頻度や期間は、お一人おひとりの体調や状態に合わせて異なります。

当院では、事前に病院での受診・診断を受けていない方への施術は行っておりません。
医療機関での診断結果などを参考にしながら、東洋医学を基にお身体の状態を見立てて施術を行っております。

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