


東京都品川区南大井、大森で【開業10年】たなか鍼灸院
痛み、痺れ、コリ、胃腸やアレルギーを改善へ!
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部活で投手をしており、毎日100球近く投げ込みを続けていたそうです。
半年前から肘の痛みを感じはじめ、整形外科で「野球肘」と診断を受け、アイシングやマッサージ、リハビリなどの対処を続けてこられました。
一度は痛みが落ち着いたものの、再度投球練習を再開したところ、以前よりも強い痛みを感じるようになってしまい、とても不安に感じられたとのことです。
・肩こり
・冷え性
前腕部に強い張りがあり、肘の曲げ伸ばしの際に痛みがはっきりと出ている状態でした。
関節の可動域は狭く、肘の周囲にある筋肉にも圧痛がみられ、動作のたびに負担がかかっているようでした。
関節や靭帯、筋肉の回復にはある程度の時間が必要とされるため、今回はまず内臓の調整を通して、全身の回復力を高めることを中心に施術を行いました。
初回は仰向けでお腹に、横向きで背中に「刺さない鍼」を使用し、内臓の活動を促して全身の血流を整えました。
その後、肩や腕の筋肉と骨格を丁寧に調整し、肘まわりの血流や緊張のバランスを整えるケアも行いました。
再び仰向けになり、身体にかかる負担を和らげるように全体の巡りを促す施術を追加しました。
1週間後に2回目の施術を受けるため再び来院。
同様の流れで施術を継続し、運動やセルフケアも取り入れていただいた結果、時間とともに肘の痛みは感じなくなっていきました。
野球肘の難しいところは、「筋肉・靭帯・関節・神経」など、複数の組織に影響が及ぶことがある点です。
そのため、単に「肘単体」にとどまらず、全身の状態をみて総合的に判断し、アプローチする必要があります。
とくに再発を防ぎ、元のように投球できる状態を目指すには、自然な回復力を高めるケアと、運動療法をうまく組み合わせていくことが大切です。
今回のケースでは、ご本人が非常に治療に前向きで、自宅でのセルフケアも毎日欠かさず行ってくださいました。
ご家族のサポートも素晴らしく、アイシングやマッサージなど、日常的なサポートを丁寧に続けてくださったことも、症状が落ち着く大きな要因になったと感じています。
※施術の効果や経過には個人差があり、効果・効能を保証するものではありません。
施術の頻度や期間は、お一人おひとりの体調や状態に合わせて異なります。
※当院では、事前に病院での受診・診断を受けていない方への施術は行っておりません。
医療機関での診断結果などを参考にしながら、東洋医学を基にお身体の状態を見立てて施術を行っております。