「ストレートネックで首肩の痛みでお悩みだった方」症例

ストレートネック イラスト

ストレートネックでお悩みの方

症状

事務作業が増えてきた昨年ごろから、首や肩に痛みを感じるようになり、仰向けで寝るのがつらく感じる日が増えてきたそうです。

眠りの質も落ちているように思えたため病院を受診されたところ、「ストレートネックで首肩の筋肉が緊張している」と説明があり、ほぐすようにとの助言を受けられたそうです。

マッサージも試されたそうですが、揉み返しが強く途中で通うのをやめてしまったとのことでした。

その後、首の動きが制限されるようになり、「振り向くのもつらくなってきた」と感じたため、ご相談いただきました。

ストレートネック以外でお悩みの症状

・腰痛

・便秘

・生理痛

・顎関節症

症状の経過と施術内容

来られた際は、首の痛みが強く、上を向く動きがとてもつらいご様子でした。
首や肩の筋肉がかなり張っていて、触れると強い緊張が感じられ、手の冷たさにもお困りのようでした。

痛み止めも処方されていたようですが、ご本人いわく「あまり効いていない気がする」とのことで、お仕事にも支障が出てきているようでした。

施術では、仰向けでお腹、横向きで背中に「刺さない鍼」を用いて、内臓の働きと全身の巡りに配慮したケアを行いました。
その後、首肩の筋肉と骨格のバランスを整えるよう丁寧に調整を行っていきました。

週に2回のペースで施術を続ける中で、「痛みがだいぶ楽になってきた」「冷えも気にならない日が増えてきた」といったお声をいただくようになりました。

今回の症例について

今回のケースでは、天井を向くことができないほどの首の痛みと、首肩の強い張りが印象的でした。

ストレートネックはレントゲン画像で頚椎が真っ直ぐに見えることで知られていますが、必ずしも「骨や筋肉の問題」だけではないように感じます。

スマートフォンやパソコンを長時間使う姿勢は、基本的に座っていることが多く、上半身が内側に折れやすくなります。
その結果として、胃腸などの消化器の働きが鈍くなり、身体が防御的に反応して首肩まわりの筋肉がこわばることもあります。

表面に現れている症状だけでなく、内側のバランスにも目を向けながらケアを進めることの大切さを、改めて感じたケースでした。

当院の症例について

施術の効果や経過には個人差があり、効果・効能を保証するものではありません。
施術の頻度や期間は、お一人おひとりの体調や状態に合わせて異なります。

当院では、事前に病院での受診・診断を受けていない方への施術は行っておりません。
医療機関での診断結果などを参考にしながら、東洋医学を基にお身体の状態を見立てて施術を行っております。

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