変形性膝関節症でお悩みだった方」症例 

膝痛 イラスト

変形性膝関節症でお悩みの方

症状

3年ほど前から膝が痛くなり足を曲げたりしゃがむ動作で強く痛むようになってきてしまった。

病院へ受診したところ

3年ほど前から膝の痛みを感じるようになり、足を曲げたり、しゃがむ動作で特に強く痛むようになっていきました。

病院では「膝に水が溜まっている」と言われ、水を抜く処置を受けたものの、すぐに再び溜まってしまい、注射の痛みもつらく感じていたそうです。

そのうちに膝の曲げ伸ばしもしづらくなってきたとのことでした。

レントゲンでは「軟骨がすり減っている」「骨がぶつかっている」と説明され、そうした状態が痛みの一因と考えられていると伺いました。

約1年間、痛み止めや注射、リハビリなどを続けてきたものの、痛みが軽くならず、歩くときの不安感も強くなっているとのことです。

、膝に水が溜まっているということで水を抜いたがすぐに溜まってきて注射も痛く膝もどんどん曲げ伸ばしができにくくなってしまった。

レントゲン検査では「軟骨がすり減っている」「骨がぶつかっている」と言われその影響から痛みが出ていると医師から伝えられている。

1年寒痛み止めや注射、リハビリを繰り返してきたが、痛みが取れず歩行時の痛みや不安感が増してきたためインターネットで当院を見つけ口コミが良かったためLINEで予約をして来院された。

変形性膝関節症以外でお悩みの症状

・肩こり

・内臓下垂

・足のむくみ

・頭痛

症状の経過と施術内容

はじめてお越しいただいた際、ひざの関節は90度ほどしか曲げられず、伸ばすのも最後まで伸びきらない状態でした。

ベッドに仰向けで寝たときには、膝の裏が浮いてしまっていたため、クッションを膝の下に入れて負担がかからないようにしました。

初回の施術では、まず仰向けでお腹まわり、横向きで背中に対して「刺さない鍼」を用いて、全身の巡りを整えるアプローチを行いました。

再び仰向けになったあと、股関節まわりの筋肉のバランスを整える施術を行い、脚全体の流れに配慮した刺激を加えました。

その後、3回目のご来院時には、ベッドにつかなかった膝の裏がしっかりとつくようになり、膝を最後まで伸ばせるようになったとお話しくださいました。

曲げる動作にはまだ痛みが残っていましたが、屈伸時のつらさはかなり軽くなっていたそうです。

その後も週に2回ほどのペースで施術を継続し、少しずつ歩行時の痛みが気にならなくなり、膝の曲げ伸ばしも自然にできるようになっていきました。

今回の症例について

はじめてお越しいただいたときは、膝まわりの筋肉のこわばり、関節の動かしにくさ、痛みのすべてが強く、触れるだけでも痛みを感じるほどの状態でした。

お話を丁寧に伺いながら、時間をかけて問診を行ったことで、症状の背景にある要素を深く捉えることができました。

もともと内臓の位置が下がっている感覚や、股関節まわりの違和感を以前から感じていたとのことで、膝の状態にはそうした内側のバランスも関係している可能性があると考えました。

そこで、内臓の働きを整える施術を軸に、股関節への圧迫をゆるめるようなアプローチを重ねていきました。

結果として、膝関節への負担が軽くなり、日常動作も徐々に楽に行えるようになったと感じていただけたようです。

あわせて、肩のこわばりや足のむくみといった症状もやわらいできたため、全身のつながりの中で、膝に現れていた負担が解消へ向かったケースです。

当院の症例について

施術の効果や経過には個人差があり、効果・効能を保証するものではありません。
施術の頻度や期間は、お一人おひとりの体調や状態に合わせて異なります。

当院では、事前に病院での受診・診断を受けていない方への施術は行っておりません。
医療機関での診断結果などを参考にしながら、東洋医学を基にお身体の状態を見立てて施術を行っております。

変形性膝関節症について詳しくはこちら

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