60代女性 会社員 品川区在住「変形性膝関節症でお悩みだった方」症例 

膝痛 イラスト

患者

立花様 60代女性 会社員 品川区在住

来院日

平成27年12月中旬

症状と問診

3年ほど前から膝が痛くなり足を曲げたりしゃがむ動作で強く痛むようになってきてしまった。

病院へ受診したところ、膝に水が溜まっているということで水を抜いたがすぐに溜まってきて注射も痛く膝もどんどん曲げ伸ばしができにくくなってしまった。

レントゲン検査では「軟骨がすり減っている」「骨がぶつかっている」と言われその影響から痛みが出ていると医師から伝えられている。

1年寒痛み止めや注射、リハビリを繰り返してきたが、痛みが取れず歩行時の痛みや不安感が増してきたためインターネットで当院を見つけ口コミが良かったためLINEで予約をして来院された。

既往歴

・肩こり

・内臓下垂

・足のむくみ

・頭痛

治療経過と施術内容

初診時、ひざの関節は90度ほどしか曲げられず、伸ばすのも完全に伸ばせずベッドに仰向けで寝た時に膝が浮いてしまう。

そのため、膝の裏にクッションを置いて膝に荷重がかからないようにした。

はじめに、仰向けでお腹、横向きで背中に「刺さない鍼」で施術し内臓の活動を高め全身の血流改善を行った。

再度仰向けになり当院オリジナルの「T&S療法」により股関節の筋肉を整え局所的に神経の圧迫と血流改善を行った。

3日後に2回目の治療をおこないベッドにつかなかった膝の裏がつくようになり完全に膝を伸ばすことに成功。

膝を曲げるのはまだ痛みはあるが格段に屈伸時の痛みは軽減した。

週に2回の施術を繰り返し半年後には歩行時の痛みがなくなり、膝の屈伸がスムーズにできるようになった。

 

考察

初診時は膝周囲の筋肉の固さ、関節の方さ、痛み共に強く触るだけでも痛みが出るほど症状が重かった。

問診を時間をかけて行ったことが功を奏した。

内臓下垂と以前から股関節の違和感を感じているということで今回の変形性膝関節症は内臓下垂の影響があるものと推測。

内臓の調整をしっかりと行うことで股関節の圧迫を取り除き膝の関節の負担を減らすことに成功したケースであった。

それと同時に肩こりと足のむくみも取れたため内臓下垂から膝の痛み、関節可動の狭さが引き起こされることが分かる症状だった。

変形性膝関節症について詳しくはこちら

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