「頚肩腕症候群による首肩の痛みでお悩みだった方」症例

女性腕 症状

頚肩腕症候群でお悩みの方

症状

数年前から首や肩に痛みを感じはじめ、次第に腕が上がりづらくなってきたことから、「五十肩かもしれない」と思い整形外科を受診されたそうです。

その際、「頚肩腕症候群」と診断を受け、しばらくリハビリなどに取り組まれていました。

現在は、腕を上げるとすぐに重だるさが出たり、首や肩の痛みが強まったりすることがあり、特に首を振り向くような動作もつらく感じることがあるとのことでした。

飲み薬や湿布を処方され、ケアは続けていたものの、お仕事にも影響が出はじめて不安が強くなってきたため、ご相談いただきました。

頚肩腕症候群以外でお悩みの症状

・肩こり

・腰痛

・頭痛

・糖尿病

・肝臓の数値が悪い

 

症状の経過と施術内容

来られた際は、製造関係の工場でお仕事をされている方で、日常的に腕を使う作業が多く、「どうにかこの状態をよくしたい」とのご相談をいただきました。

首や肩の筋肉は強くこわばっており、時折頭痛も感じるとのことで、全身の状態を整えることを目的に施術を進めていきました。

まず、仰向けの状態でお腹まわり、横向きで背中に「刺さない鍼」によるアプローチを行い、内臓のバランスや全身の巡りに配慮しました。

その後、横向きの姿勢のまま、首肩の筋肉と骨格のバランスを整えるような施術を加え、動かしやすい状態を目指しました。

その後、週に1回のペースで施術を継続し、通われる中で「首肩の重だるさが少しずつ軽くなってきた」「腕の動きも前よりスムーズになった気がする」といったお声をいただくようになりました。

今回の症例について

今回ご紹介するケースでは、体の内側にやや強い負担がかかっていたこともあり、防御的な反応として首や肩まわりの筋肉に強い緊張がみられました。

また、日頃から疲れやすさを感じておられ、「刺激の強い施術は少し不安」とのお話もあったため、できるだけ体にやさしい方法を意識しながら、調整を行っていきました。

施術では、内臓のバランスやめぐりを整えることを意識しつつ、筋肉や関節のこわばりが少しでもゆるむよう、やさしい刺激で全身にアプローチしていきました。

定期的な施術のなかで、「少しずつ体が軽くなってきた」「首肩の重さが前より気にならなくなった」といったご感想をいただくようになり、全体的な体のバランスを整えて低刺激でおこなったことが良かったと思います。

当院の症例について

施術の効果や経過には個人差があり、効果・効能を保証するものではありません。
施術の頻度や期間は、お一人おひとりの体調や状態に合わせて異なります。

当院では、事前に病院での受診・診断を受けていない方への施術は行っておりません。
医療機関での診断結果などを参考にしながら、東洋医学を基にお身体の状態を見立てて施術を行っております。

頚肩腕症候群について詳しくはこちら

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