50代女性 品川区在住「繰り返す胃潰瘍でお悩みだった方」症例

患者

河合様 50代女性 品川区在住

来院日

平成29年1月中旬

症状と問診

2回胃潰瘍になって治療を繰り返しており、再発は避けたいのと潰瘍になった際の胃の痛みが本当に辛くて来院された。

現在は少し胃の痛みと胸やけ、吐き気があり、便は通常で黒い色はしていないようだ。

身体はかなり冷たく手足足先の冷えが顕著で、天気が悪いと頭痛が出てしまう。

既往歴

・冷え性

・頭痛/片頭痛

治療経過と施術内容

【初診時】

胃部に圧痛と硬結があり押すと痛みが出て胸やけの症状がが増強する。

「胃」「大腸」の消化器系の調整を強めにすることをメインに内臓の調整をし免疫力と自然治癒力を高めるように施術を行った。

1週間後に2回目の施術を行うために来院。吐き気が少なくなり胸やけ症状は波はあるものの少し楽になっている。

週に1回~2回の施術を繰り返し、運動と自宅での食事方法やケア方法を伝え9ヵ月後には胸やけと胃のもたれ、胃の痛みを感じなくなった。

考察

胃部の不快感や痛み胸やけなどの胃潰瘍症状の改善には胃液と胃壁を守る粘膜の分泌量のバランスを整える必要があります。

どちらかが多くても少なくても潰瘍などの症状が発生してしまいます。

東洋医学では「胃」は体の元気をつくる臓器でもあり、食べ物を消化し吸収させるためにある臓器です。胃と腸などの体のバランスが崩れるだけでも吐気や胸やけなどの消化器症状は出てしまうものです。

身体の全体の状態を整えることが胃の症状の改善に繋がるため中長期的な治療が必要とされる症状の一つですね。

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