「ゴルフ経験もないのにゴルフ肘（上腕骨内側上顆炎）に！肘の関節痛でお悩みだった方」症例

患者

松本様　40代女性　会社員　品川区在住

平成29年11月上旬

仕事でパソコンを使うことが多いためか、日々の家事（料理）などによる負担なのか分からないが肘の内側に痛みが出てきた。

去年整形外科に受診し「ゴルフ肘（上腕骨内側上顆炎）」と診断された。

整骨院でマッサージや電気治療、鍼も受けたが全くよくならない為インターネットで「たなか鍼灸院」を見つけ電話で予約して来院された。

・肩こり

・花粉症・鼻炎

初診時、腕の張りが顕著で前腕部の硬結圧痛が強く出現

筋肉関節の固さがあり可動域が狭い。筋肉の柔軟性がない状態。炎症を繰り返したため筋肉などの癒着があると判断できる。

消化器系の負担があると関節や靭帯、筋肉の修復に時間がかかるため、内臓の調整をし、免疫力と自然治癒力を高めるように施術を行った。

はじめに、仰向けでお腹、横向きで背中に「刺さない鍼」で施術し内臓の活動を高め全身の血流改善を行った。

横臥位で当院オリジナルの「T＆S療法」により肩腕の筋肉と骨格を整え血流改善の調整を行った。

再度仰向けになり内臓の負担を取り除くために「リンパ調整法」を行った。

1週間後に2回目の施術を行うために来院。

2回目の施術は同様に行い、特に「リンパ調整」を強めに行った。

週に1回の施術を繰り返し7ヵ月後には肘の痛みや違和感はなくなった。

テニス肘もそうだがゴルフをやってなくともその部位に負担がかかればゴルフ肘と判断される症状です。

パソコン作業や荷卸しの仕事などその部位の筋肉をよく使う職業の方に非常に多い。

炎症を繰り返すことで痛みを起こすため癒着が起きやすく自然治癒力低下をもたらす非常に改善に時間のかかる症状ではあるが、内臓の調整を行い自然治癒力をたかめ、ストレッチなど日々のケアを行ってくれると徐々にではあるが改善されていく症状である。