20代女性 会社員 品川区在住「体温が低く食欲不振でお悩みだった方」症例

イラスト 寒い 女性

患者

板野様 20代女性 会社員 品川区在住

来院日

平成29年6月中旬

症状と問診

昔から体温が低く35℃前半がほとんどでその影響か分からないが小食でお腹があまり減らない。

運動は全くやっておらずやりたくても気力が出ないのと運動後気持ち悪くなってしまうため余計に具合が悪くなってしまう。

病院で検査を受けても特に異常なところは見当たらず漢方薬など処方されても効果がなく、インターネットで「たなか鍼灸院」をみつけLINEで予約し来院された。

既往歴

・食欲不振

・肩こり

・不眠症

治療経過と施術内容

初診時、皮膚温はかなり冷たく顔色も真っ白。

皮膚のハリもなくかなり弱弱しく、食事ものどが通らない状況の様子。

まずは、体の冷えを取り除くために内臓の機能を高め、食欲と不眠に対する治療を優先的に行った。

はじめに、仰向けでお腹、横向きで背中に「刺さない鍼」で施術し内臓の活動を高め全身の血流改善を行った。

横臥位で当院オリジナルの「T&S療法」により全身の筋肉と骨格を整え血流改善の調整を行った。

再度仰向けになり内臓の機能を高め冷えを取り除くために「リンパ調整法」を行った。

1週間後に2回目の施術を行うために来院。

週に1回の施術を繰り返し6ヵ月後には体の冷えはなくなった

考察

今回の症例は、単なる冷え症ではなく内臓の機能低下による食欲不振と不眠症によって心身共に疲れきっている状況であった。

特に美味しそうだが食べられないというストレスが一番辛いということで、内臓の機能を高め食欲を出すように行った結果、ストレスから解放されたことで体の体温も上がり食欲も睡眠もしっかりとれるようになった。

現在は運動も難なくできるようになったため治療成功と言えるだろう。

 

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