「十二指腸潰瘍による腹痛と胃のもたれでお悩みだった方」症例

十二指腸潰瘍でお悩みの方

症状

仕事のストレスが続いた時期に、病院で十二指腸潰瘍と診断を受けた方の症例です。

当時は胃のもたれや腹痛がありましたが、胸やけは感じていなかったとのことです。

食事には気をつけているものの、胃の重たさやお腹の張りを感じることが多く、特に空腹時に腹痛が出やすいとお話しされていました。

また、長年の肩こりにも悩まされており、仕事を始めてから何十年と続いているそうです。

ときどき頭痛が出ることもあり、首や肩まわりのこわばりと関係があるのではと気にされていました。

十二指腸潰瘍以外でお悩みの症状

・肩こり

・頭痛

症状の経過と施術内容

お腹を触れた際、特に胃のあたりやおへその周囲に圧痛と硬さがあり、押さえると痛みが出る状態でした。

ご本人も少し膨満感を感じているとのことで、胃腸の緊張や内臓の疲れを整えるような施術を中心に進めていきました。

その後も週に1〜2回のペースで通っていただきながら、体調に合わせた簡単な運動や、食事のとり方、生活リズムの見直しも一緒に行っています。

続けていくうちに、胃の重たさを感じる頻度が少しずつ減ってきたようで、腹痛も気にならない日が増えてきたとお話しされていました。

今回の症例について

十二指腸潰瘍は、空腹時に痛みを感じることがあるとも言われています。

胃潰瘍と同様に、ストレスとの関わりが深いケースも多いため、日常の中でストレスをためすぎないことや、自分に合った解消法を見つけることも大切だと考えられます。

思い悩むことが多い方にとっては、誰かに話を聞いてもらうこと自体が気持ちをほぐすきっかけになることもあります。

お腹まわりの調整に加えて、心の緊張を和らげるようなアプローチを一緒に取り入れていくことも、施術を進めていく上で大切な視点のひとつだと考えています。

当院の症例について

施術の効果や経過には個人差があり、効果・効能を保証するものではありません。
施術の頻度や期間は、お一人おひとりの体調や状態に合わせて異なります。

当院では、事前に病院での受診・診断を受けていない方への施術は行っておりません。
医療機関での診断結果などを参考にしながら、東洋医学を基にお身体の状態を見立てて施術を行っております。

十二指腸潰瘍について詳しくはこちら

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