50代女性 会社員 品川区在住「花粉症によるクシャミと鼻詰まりでお悩みだった方」症例

花粉症 イラスト

患者

小玉様 50代女性 会社員 品川区在住

来院日

平成27年3月上旬

症状と問診

昔から花粉症で悩んでいてアレルギーを抑える薬を飲んでいるが段々と聞かなくなってきているような状態。

鼻詰まりとクシャミが頻繁にあり夜眠るのも辛くて不眠症になり仕事にも支障が出てきてしまっている。

特に最近では皮膚の痒みも出てきてしまってステロイドを使うのが不安になっていきいるため、近くにある鍼灸院をネットで探して「たなか鍼灸院」をみつけ電話で予約し来院された。

既往歴

・腰痛

・頭痛

治療経過と施術内容

初診時、鼻詰まりとクシャミによる息苦しさを訴えている。

顔面部には痒みの影響でもある湿疹がぽつぽつと出ている。触診すると体全体が弱弱しく非常に冷たい。

アレルギーを抑え体の冷えを取り除く施術を行った。

はじめに、仰向きでお腹、横向きで背中に「刺さない鍼」で施術し内臓の活動を高め全身の血流改善を行った。

横臥位で当院オリジナルの「T&S療法」により骨格改善の調整を行った。

週に1回の施術を繰り返し3ヵ月後には鼻詰まりはなくなって皮膚の痒みも落ち着いてきた。

その後は2週間に1度の施術にし、3ヵ月後には花粉症の症状はすべて消失した。

ここ2年間、月に1度のメンテナンスをしているが花粉症の症状の再発はしていない。

考察

花粉症はアレルギー症状ですが、実は体の冷えから症状が誘発され症状の悪化をしてしまうことが分かっています。

体の冷えは免疫系を弱らせ正常に機能してくれずアレルギー症状を起こさせます。

まずは体の機能を正常化させるためにも体の冷えを取り除くことが必要となります。

今回の症例は体の冷えやアレルギーを抑えるアプローチを行ったが、それ以外にも胃腸などの内臓系の問題から症状の悪化を誘発させるものもあるため創造的に見ていかなければこの症状の解決はかなり難しくなってくる。

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