「風邪をひくたびに気管支炎になってしまう事でお悩みだった方」症例

気管支炎でお悩みの方

症状

初めてお越しいただいた際には、気管支の炎症などはみられなかったものの、胸の奥や喉のあたりに違和感があり、つらさを感じているとのことでした。

2ヵ月ほど前に風邪をひいたあと、咳は落ち着いたものの、喉の奥に痰がへばりつくような感覚が残っていて、違和感が続いている様子でした。

また、そのとき咳き込んだ際に腰を痛めてしまったとのことで、それ以降、腰に痛みが出るようになったとお話しされていました。

さらに、以前に悩まされていた偏頭痛が、最近になってまた出てくるようになってきたそうです。

気管支炎以外でお悩みの症状

・頭痛/偏頭痛

・腰痛

症状の経過と施術内容

喉や胸の違和感、痰のからみなどがあり、風邪を引きやすくならないよう体調を整えていきたいとのご相談をいただきました。

まず、仰向けの状態でお腹に、横向きでは背中に対して「刺さない鍼」を使い、内臓のはたらきを整えながら全身の巡りを意識した施術を行いました。

さらに、首や肩の筋肉のこわばりや背中・肩甲骨まわりのバランスを整えるようにし、呼吸がしやすくなるようなアプローチも意識して施術を進めていきました。

週に1回のペースで施術を継続し、ご自宅でのセルフケアや軽い運動の方法などもあわせて取り組んでいただきました。

施術を続けていく中で、「喉や胸の違和感が気にならない日が増えてきたように感じる」といったお話があり、体調の安定を少しずつ実感されている様子でした。

今回の症例について

気管支まわりの不調には、咳や痰、胸の痛みや違和感など、さまざまな症状がみられることがあります。

これらの一つひとつと向き合いながら、体調の変化に合わせて無理なく整えていくことが大切です。

気管支炎や喘息などの呼吸器の不調では、生活習慣や環境の影響も関係してくることがあるため、ご自身の過ごし方を見直していくことが、体への負担を減らすきっかけになることもあります。

そういった視点もふまえながら施術を進め、ご自宅でもできるケアや心がけについても少しずつ取り入れていくことで、
ご自身の体とじっくり向き合っていく流れがつくれるとよいかと思います。

当院の症例について

施術の効果や経過には個人差があり、効果・効能を保証するものではありません。
施術の頻度や期間は、お一人おひとりの体調や状態に合わせて異なります。

当院では、事前に病院での受診・診断を受けていない方への施術は行っておりません。
医療機関での診断結果などを参考にしながら、東洋医学を基にお身体の状態を見立てて施術を行っております。

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