「突然のアトピー性皮膚炎でお悩みだった方」症例

アトピー性皮膚炎 イラスト 男性

アトピー性皮膚炎でお悩みの方

症状

大学を卒業し就職してから、突然全身にかゆみを感じるようになり、赤みや乾燥がひどく、皮膚にはポツポツと湿疹が現れていたとのことでした。

かゆみが強くて眠れない日もあり、病院を受診されたところ「アトピー性皮膚炎」と診断を受け、お薬も処方されたそうです。
しかし症状の改善が感じられず、ご相談いただきました。

来られた際にお話をうかがったところ、不妊治療にも取り組んでいらっしゃったとのことでしたが、皮膚の状態が気になってしまい、現在は一時的に治療を中断されているそうです。

アトピー性皮膚炎が落ち着いたら、また不妊治療も再開したいというご希望をお持ちでした。

アトピー性皮膚炎以外でお悩みの症状

・冷え性

・頭痛

・不妊症

・子宮内膜症

症状の経過と施術内容

乾燥肌とともに、小さな湿疹が多数あり、ご本人もかなりつらそうな様子でした。

お薬による変化が感じられず、ストレスも重なっているとのことで、まずは内臓の働きを整え、めぐりの改善を目指して施術を行いました。

はじめに、仰向けでお腹、横向きで背中に「刺さない鍼」を用いて、全身の巡りを高める施術をおこないました。

週に2回の施術を重ねるうちに、かゆみはまだ残っているものの、赤みや湿疹が落ち着いてきたと感じられるようになりました。

その後は週1回の施術に間隔をあけていきながら、肌の乾燥や赤みが少しずつ目立たなくなっていきました。

現在は2週間に1度のペースで施術を継続されており、以前に比べて肌の調子が整ってきたと感じておられるようです。

今回の症例について

今回のケースでは、顔まわりに赤みや湿疹が見られ、体全体の中では中等度の症状と捉えられる状態でした。

特に顔の皮膚は敏感な部位でもあり、体に比べて変化がゆっくり現れる傾向があります。
そのため、1回ごとの様子をしっかり確認しながら、状態に合わせたケアを重ねていくことが大切です。

通院の頻度を保ちながら施術を継続されたことで、徐々に肌の状態が整っていくことができたように感じられるケースでした。

当院の症例について

施術の効果や経過には個人差があり、効果・効能を保証するものではありません。
施術の頻度や期間は、お一人おひとりの体調や状態に合わせて異なります。

当院では、事前に病院での受診・診断を受けていない方への施術は行っておりません。
医療機関での診断結果などを参考にしながら、東洋医学を基にお身体の状態を見立てて施術を行っております。

アトピー性皮膚炎について詳しくはこちら

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