40代女性 会社員 大田区在住「慢性蕁麻疹による痒みでお悩みだった方」症例

アトピー性皮膚炎 イラスト 男性

患者

島田様 40代女性 会社員 大田区在住

来院日

平成28年8月下旬

症状と問診

突然蕁麻疹が出て治るだろうと放っておいたら数日後には落ち着き安心していたら数日後にまた再発。

1日出ていることもあるが数分で治まってしまうこともあり、寝る直前に出現することもあるため非常にストレスを感じている。

このままではマズイと思い自宅の近くにある鍼灸院をネットで探して「たなか鍼灸院」をみつけ電話で予約し来院された。

既往歴

・ストレートネック

・腰痛

治療経過と施術内容

初診時、蕁麻疹が腹部腕、脛に出現している。

痒みが強いため引っ搔き傷が多数みられる。おなかの冷たさがあり便秘と下痢を繰り返す過敏性腸症候群のような症状があるとのこと。

胃腸と肝臓の負担があると考えその調整を行った。

はじめに、仰向きでお腹、横向きで背中に「刺さない鍼」で施術し内臓の活動を高め全身の血流改善を行った。

横臥位で当院オリジナルの「T&S療法」により骨格改善の調整を行った。

週に1回の施術を繰り返し2ヵ月後には皮膚の痒みも落ち着いてきて蕁麻疹の出る感覚が伸びていった。

その後は2週間に1度の施術にし、2ヵ月後には蕁麻疹の症状はすべて消失した。

ここ1年間、月に1度のメンテナンスをしているが蕁麻疹の再発はしていない。

考察

今回は過敏性腸症候群のような症状もあったことから胃腸の機能低下による蕁麻疹であることが示唆される。

肝臓と共に内臓の調整を行った結果早期解決ができたことが非常に良かった。

患者さんは、仕事で大きなストレスを抱えていることを打ち明けてくれ、その影響もあると考え話を時間をかけて聞き少しでも解消できたことも治療効果を促す結果となった。

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