「子宮内膜症による生理痛と不妊症でお悩みだった方」症例

子宮内膜症でお悩みの方

症状

10代のころから、生理痛や腰まわりの重だるさに悩まされてきた方でした。

特に生理前になると下腹部の痛みが強くなり、鎮痛薬を飲んで過ごすことが多かったそうです。

ご結婚後、妊娠しづらいことをきっかけに病院を受診され、子宮内膜症と診断を受けられたとのことでした。

治療を続ける中で、少しでも体を整えておきたいというお気持ちから、お越しになりました。

子宮内膜症以外でお悩みの症状

・冷え症

・不妊症

・肩こり

症状の経過と施術内容

お腹や腰まわりの冷えが気になるとのことで、はじめは子宮まわりや内臓の働きを意識した施術をご提案しました。

生理前の不調との関わりも伺いながら、体全体の巡りを整えていくことを軸にしています。

お腹まわりを中心に、肩や腰のこわばりにもやさしくアプローチしながら、全身のバランスを整える施術を続けていきました。

定期的に通っていただきながら、ご自宅でできるケアの方法や、日々の過ごし方も一緒に見直しています。

通っていただく中で、「お腹が少し軽く感じる日が増えてきた」といったお話もあり、表情にも少しずつ落ち着きが出てきたように感じられました。

今回の症例について

子宮内膜症と関わりのある不妊のお悩みでお越しになる方は、生理にまつわる不調を併せ持っていることが少なくありません。

また、体の冷えや内臓の重だるさ、ストレスによる食いしばり、全身の倦怠感など、いくつかの不調が重なって現れることもあります。

どのような不調にも言えることですが、ひとつの症状だけに注目するのではなく、体全体の巡りやバランスを見ていくことが大切です。

東洋医学では、臓器や筋肉のつながりを重視し、関連する場所に現れる反応を「巡りの乱れ」や「放散するような感覚」として捉えることがあります。

子宮まわりの不調に対しても、全身の状態を見ながら整えていくことが、心と体の調和につながると考えています。

当院の症例について

施術の効果や経過には個人差があり、効果・効能を保証するものではありません。
施術の頻度や期間は、お一人おひとりの体調や状態に合わせて異なります。

当院では、事前に病院での受診・診断を受けていない方への施術は行っておりません。
医療機関での診断結果などを参考にしながら、東洋医学を基にお身体の状態を見立てて施術を行っております。

子宮内膜症について詳しくはこちら

この記事に関する関連記事

たなか鍼灸院