20代女性 品川区在住「生理痛と生理前の頭痛や吐き気でお悩みだった方」症例

患者

大谷様 20代女性 品川区在住

来院日

平成29年5月上旬

症状と問診

今までも多少生理の時の痛みはあったものの薬を飲むほどではなかったが、就職して社会人になってから生理痛で悩んでいる。

下腹部痛と腰の痛み、体の倦怠感を強く感じており仕事を休まないといけないことも多くなっている。

痛み止めを飲んでいるが効き目がその時によって違うため、会社にも迷惑かけていて申し訳ないと落ち込んでいる。

お腹の張りもあり、押すと痛みと不快感が出ており、ここ最近は生理前になると頭痛や吐き気も感じるようになってきてしまった。

体の冷えが強く末端の指先が特に冷たい。

既往歴

・冷え性

治療経過と施術内容

【初診時】

お腹の張りと痛み、冷えが顕著のため子宮と内臓の調整をすることをメインに免疫力と自然治癒力を高め、生理痛の原因であるホルモンバランスの調整も同時に行うように施術を行った。

施術後は押したときの不快感や痛み、体の冷えが取れたため施術を終えた。

1週間後に2回目の施術を行うために来院。

週に1回の施術を繰り返し、運動と自宅でのケア方法を伝え10ヵ月後には生理痛による痛みが軽減されて会社を休むことはなくなった。

更に9ヵ月後には生理痛や生理前の頭痛や吐き気は出なくなった。

考察

生理痛を抱える患者さんの多くは体の冷えがあることが非常に多いです。

今回のケースでは生理前にも頭痛や吐き気と言った症状が出てしまっています。これらも広義では「冷え」が原因と捉えることが出来ます。

自覚症状で分かっている方はまだいいのですが、自覚がなく冷たい物や食事を摂取してしまっている方も多く、食事や飲み物で身体を冷やさないように伝えることも生理痛の症状の改善、緩和には非常に大切なことです。

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