30代男性 会社員 港区在住「花粉症でお悩みだった方」症例

花粉症 イラスト

患者

鈴木様 30代男性 会社員 港区在住

来院日

平成30年5月中旬

症状と問診

去年から花粉症になり、暑くなる前から徐々に鼻がムズムズし始める。

呼吸が苦しくなり眠れなくなってしまうため今のうちにどうにかしたいと来院された。

鼻をかみすぎて鼻が痛くなり真っ赤になってしまうのも悩みの一つ。

鍼灸院をネットで探して「たなか鍼灸院」をみつけLINEで予約し来院された。

既往歴

・腰痛

・逆流性食道炎

 

治療経過と施術内容

初診時、まだ酷い花粉症症状は起こっていないものの少し鼻がムズムズしてきている。

特に今年は暑いと言われているため非常に不安な様子でどうにか良くなりたいと積極的に話を聞いてくれる状態。

体を触ると体のほてりが強くかなり逆上せ症状が強い。時々頭痛も起こるようだ。

アレルギーを抑え逆上せ症状からも花粉症症状の悪化が考えられるため調整を行った。

はじめに、仰向きでお腹、横向きで背中に「刺さない鍼」で施術し内臓の活動を高め全身の血流改善を行った。

横臥位で当院オリジナルの「T&S療法」によりを骨格を整えた。

週に1回の施術を繰り返し3ヵ月後には鼻詰まりはなくなって皮膚の痒みも落ち着いてきた。

その後は2週間に1度の施術にし、6ヵ月後には花粉症の症状はすべて消失した。

3年間、月に1度のメンテナンスをしているが花粉症の症状の再発はしていない。

考察

アレルギー症状は体の体質とも密接な関係性があり、頭寒足熱が転していると症状の悪化を引き起こす要因の一つにもなります。

今回は逆上せ症状が原因で花粉症症状の悪化が原因となっていました。

逆上せは頭上に熱がこもり頭痛や吐き気、鼻炎症状などの症状を悪化させたり熱がこもることが原因で湿疹が出来たりする症状でもあります。

今回はこの逆上せ症状を改善させることで花粉症の改善にもつながりました。

多岐にわたる原因をしっかりと見極めて治療をする必要があるのは言うまでもないが、根本原因は病名で決まるわけではなく一人ひとりの原因を見つける必要がある。

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