30代女性 会社員 品川区在住「逆子でお悩みだった方」症例
患者
坂本様 30代女性 会社員 品川区在住
来院日
平成28年12月上旬
症状と問診
妊娠30週を過ぎた頃から逆子と言われてしまいそれから寝る向きに気を付けて体操も毎日やっているが治らず。
妊娠6週ごろからつわりがありかなりつらかった。
以前に整形外科に受診しストレートネックと診断を受けている。特に首肩こりが酷く時々頭痛もある。
近くにある治療院や鍼灸院をネットで探して「たなか鍼灸院」をみつけLINEで予約し来院された。
既往歴
・つわり
・ストレートネック
治療経過と施術内容
初診時、おなかの張りが強く骨盤の狭さを感じた。
特に恥骨部の痛みを時々感じることがあるようで赤ちゃんの成長と骨盤や子宮の開きが比例しておらず赤ちゃんの動くスペースが狭いと推測される。
お腹の張りを取り除くことを目的とし施術を行った。
はじめに、仰向けでお腹、横向きで背中に「刺さない鍼」で施術し内臓の活動を高め全身の血流改善を行った。
横臥位で当院オリジナルの「T&S療法」により全身の筋肉と骨格を整え血流改善の調整を行った。
再度仰向けになり子宮の負担を取り除くために「リンパ調整法」を行った。
3日後に2回目の施術を行うために来院。
週に2回の施術を繰り返し4週後に逆子は戻った。
考察
逆子になってしまう原因はいくつかありますが、体操や寝る向きで変わらない場合はほとんどの場合内臓性や骨盤などの器質的な問題が半分を占めます。
今回は骨盤の狭さや子宮の狭さがあったために起こった逆子だったためその調整を敵的にできたことで逆子は元に戻りました。
逆子治療の大事なところは1日1日で母体の変化が診られることです。
その変化をしっかりと診て体に対する施術の刺激量を調整することで母子ともに体の負担なく施術を行うことができます。
定期的に来ることでその調整もうまくできたことが今回の逆子治療成功へ導きました。
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