脳卒中(脳梗塞/くも膜下出血)後遺症


脳梗塞後遺症は保険施術も承っております。
脳卒中後遺症とは
脳卒中とは、脳梗塞・脳出血・くも膜下出血などによって脳の血管に障害が起こり、脳細胞が損傷を受ける病気の総称です。
脳は、身体を動かす・感覚を感じる・言葉を話す・飲み込む・考えるなど、全身のさまざまな働きをコントロールしています。
脳にはそれぞれ役割を担う部位があり、身体を動かす「運動野」、感覚を感じる「感覚野」、言葉を話したり理解したりする「言語野」、身体のバランスや動きを調整する「小脳」などがあります。
また、障害された脳の場所によって現れる後遺症にも特徴があります。
右脳が障害されると左半身の麻痺や感覚障害、空間認識の障害などがみられやすく、左脳が障害されると右半身の麻痺に加えて、言葉が出にくい・言葉を理解しづらいといった失語症がみられることがあります。
そのため、脳卒中後遺症では手足の麻痺やしびれ、筋力低下、歩行障害、言葉の出づらさ、飲み込みづらさなど、一人ひとり異なる症状が現れます。
また、身体の症状だけでなく、疲れやすさや集中力の低下、気分の落ち込みなどが日常生活へ影響することも少なくありません。
急性期の治療やリハビリは医療機関でおこなうことが最も重要ですが、退院後も身体のこわばりや動かしづらさ、疲れやすさなどが残り、日常生活で不便を感じる方も多くいらっしゃいます。
東洋医学で最も重要な氣・血・津液
これら3つが十分にあり、滞りなく巡っている状態が健康であると考えられています。
東洋医学では、さまざまな病名・症状・不調は、氣・血・津液の不足・滞り・偏りによって生じるものと捉えます。
心(しん)
心は君主(くんしゅ)の官と呼ばれ、血脈(けつみゃく)を主り、全身へ血を巡らせるとともに、神(しん)を蔵し、意識や思考、記憶などの精神活動を統括する働きを担っています。
心の働きが低下すると血の巡りや神の働きにも影響が現れ、手足の動かしづらさやしびれ、言葉の出づらさ、集中力の低下などの症状が現れます。
そのため、脳卒中後遺症では心の働きを確認することが大切になります。
君主(くんしゅ)の官
血脈(けつみゃく)
神(しん)
肝(かん)
肝は将軍(しょうぐん)の官と呼ばれ、蔵血(ぞうけつ)によって血を蓄え、全身へ巡らせるとともに、疏泄(そせつ)によって氣の流れを調整するとともに、開竅於目(かいきょうおもく)といわれ、目の働きと深く関わっています。
肝の働きが低下すると氣血の巡りが滞って瘀血(おけつ)が生じやすくなり、筋肉や腱へ十分な栄養が行き届かなくなります。そのため、手足の動かしづらさや筋肉のこわばり、歩行の不安定さなどの症状が現れます。
そのため、脳卒中後遺症では肝の働きを確認することが大切になります。
将軍(しょうぐん)の官
蔵血(ぞうけつ)
疏泄(そせつ)
瘀血(おけつ)
開竅於目(かいきょうおもく)
脾(ひ)
脾は倉廩(そうりん)の官と呼ばれ、運化(うんか)によって飲食物から水穀の精微をつくり、昇清(しょうせい)によって栄養を全身へ送り届け、統血(とうけつ)によって血が脈外へ漏れないように保つ働きを担っています。
脾の働きが低下すると氣血を十分につくることができず、筋肉や四肢へ栄養が届きにくくなります。そのため、身体のだるさや疲れやすさ、筋力の低下などの症状が現れます。
そのため、脳卒中後遺症では脾の働きを確認することが大切になります。
倉廩(そうりん)の官
運化(うんか)
昇清(しょうせい)
統血(とうけつ)
水穀の精微(すいこくのせいび)
腎(じん)
腎は作強(さっきょう)の官と呼ばれ、蔵精(ぞうせい)によって生命活動の基盤となる精を蓄え、主水(しゅすい)によって全身の水分代謝を調整し、納氣(のうき)によって呼吸を深く安定させる働きを担っています。
腎の働きが低下すると精が不足し、骨や脳を養う力や全身を支える力が弱くなります。そのため、手足の筋力低下や歩行の不安定さ、疲れやすさなどの症状が現れます。
そのため、脳卒中後遺症では腎の働きを確認することが大切になります。
作強(さっきょう)の官
蔵精(ぞうせい)
主水(しゅすい)
納氣(のうき)
精(せい)
『脳卒中後遺症』に対する施術方法
使用する経穴は、脈診・腹診をおこない症状を確認しながら、お一人おひとり毎回選択しています。
上記は代表的な経穴の一例です。
医療機関の受診について
当院では、安全に施術を受けていただくため、現在の症状やこれまでの経過について詳しくお伺いしております。
すでに医療機関(病院・クリニックなど)を受診されている場合は、診断名や検査内容、結果などを可能な範囲でお知らせください。
また、症状や経過をお伺いしたうえで、必要と判断した場合には、医療機関での診察や検査をお願いすることがあります。
これは、重大な病気の早期発見・早期治療を大切に考えているためです。
とくに、頭痛・めまい・内臓の違和感・しびれ・出血などの症状がある場合には、医療機関での診察や検査を優先していただくことがあります。
🔹 医師の診断や検査結果は、安全に施術を行うための大切な情報となります。
🔹 検査結果によっては、当院での施術よりも医療機関での治療を優先した方がよい場合もあります。
🔹 患者様のお身体の状態に合わせて、安全を第一に施術方針をご提案いたします。
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