アトピー性皮膚炎


アトピー性皮膚炎症状の6つの特徴
アトピー性皮膚炎は、表皮のバリア機能の破綻を特徴とし、角質細胞間脂質(特にセラミド)や天然保湿因子(NMF)の減少によって皮膚の保水性が損なわれています。
これにより、外部刺激(アレルゲン・化学物質・温度変化など)が皮膚内部に侵入しやすくなり、表皮・真皮レベルでの炎症性サイトカインの産生が促され、かゆみや赤みなどの症状が現れます。
さらに、かゆみ刺激に反応するC線維(無髄神経線維)が過敏化しやすくなり、繰り返し掻くことで神経の構造や感受性にも変化が生じ、「かゆみ→掻く→炎症→かゆみ」という悪循環に陥ることも少なくありません。
この状態が続くと、表皮の肥厚や苔癬化(たいせんか)、二次感染なども併発しやすくなり、皮膚表面だけでなく神経系や免疫系、自律神経系を含む多層的な要因が関与する複雑な慢性疾患として経過していきます。
見た目は皮膚の問題のように感じられますが、実際には皮膚バリア・末梢神経・免疫応答・自律神経系の相互作用が密接に関わる構造的・器質的な背景があります。
東洋医学で考える『アトピー性皮膚炎』
アトピー性皮膚炎と一緒に現れやすい“他の不調”
アトピー性皮膚炎でお悩みの方のお話を伺うと、肌の乾燥やかゆみだけでなく、手足の冷えやのぼせ、胃の重さや消化不良、ストレスやイライラ、疲れやすさ、季節の変わり目の体調不良、睡眠の質の低下など、さまざまな不調を抱えている方も少なくありません。
東洋医学では、アトピー性皮膚炎だけをみるのではなく、皮膚を巡る肺経(はいけい)・大腸経(だいちょうけい)・脾経(ひけい)などの経絡や、肝(かん)の働きと気血水との関わりを考えます。
「肺」は呼吸を司り、皮膚や体毛を健やかに保つ働きを担う臓です。
肺の働きが低下すると、皮膚が乾燥しやすくなり、外部からの刺激を受けやすい状態につながると東洋医学では考えます。
「大腸」は身体の不要なものを排出する働きを担い、肺経と表裏一体の関係にある大腸経と深く関わる腑です。
大腸経の巡りが乱れると、便通だけでなく、皮膚の状態にも影響すると東洋医学では考えます。
「脾」は食べ物から気や血を生み出し、水分代謝を調整する働きを担い、脾経と深く関わる臓です。
身体を養う力が不足する「脾気虚(ひききょ)」や、水分代謝が低下する「湿(しつ)」の状態では、皮膚の赤みやジュクジュクした湿疹を繰り返しやすくなります。
「肝」は血を蓄え、気や血の巡りを調整する働きを担う臓です。
ストレスなどによって気の巡りが滞る「気滞(きたい)」や、熱がこもる「肝火(かんか)」の状態では、かゆみが強くなったり、皮膚症状が悪化しやすくなったりすると東洋医学では考えます。
『アトピー性皮膚炎』の一般的な対処法として
アトピー性皮膚炎では、皮膚のバリア機能を保ち、刺激をできるだけ避けることが大切です。
保湿剤を定期的に使用し、入浴時は皮膚を強くこすらないようにすることが一般的な対処法です。
また、アレルゲンを避ける環境づくりや刺激の少ない衣類を選ぶこと、睡眠や食事のリズムを整えることも、皮膚への負担を軽減するために役立ちます。
『アトピー性皮膚炎』に対するアプローチ
当院では、アトピー性皮膚炎による皮膚の問題だけでなく、その背景にある五臓六腑全体の状態を確認するため、東洋医学で用いる脈診(みゃくしん)や腹診(ふくしん)を行います。
アトピー性皮膚炎では、皮膚を巡る肺経(はいけい)・大腸経(だいちょうけい)・脾経(ひけい)などの経絡や、肝(かん)の働きと気血水の巡りを確認し、お一人おひとりの状態に合わせて施術方針を組み立てます。
施術では刺さない鍼を使用し、お腹と背中・腰へ接触鍼をおこない全身の気血水の巡りを整えていきます。
さらに、手足や体幹にある経穴(ツボ)の状態を確認し、必要に応じて四肢の経穴にも鍼刺激を加えながら、経絡や五臓六腑の働きを整えていきます。
医療機関での受診についてのお願い
当院では、つらい症状を感じているにもかかわらず医療機関での診察を受けていない方への施術は行っておりません。
不調の背景には、重大な病気が隠れている場合もあり、まずは医師による判断を受けていただくことが、ご本人の安全につながると考えています。
鍼灸や手技療法は、医療機関の診断をふまえたうえで、体質や巡りの調整を目的とした補助的アプローチとして行っています。
とくに、頭痛・めまい・内臓の違和感・しびれ・出血などの症状がある場合には、一度病院での検査・診察を受けてからのご予約をお願いしております。
🔹 医師の診断や検査を受けていないまま自己判断で施術を受けることは、思わぬリスクにつながる可能性があります。
🔹 ご自身の体を守るためにも、正しい順序でご相談いただくことが大切です。
施術の流れ
院内のご紹介
施術の頻度はどのくらいが理想?
施術の頻度は患者様の症状の程度によって大幅に異なりますが目安として、
例えば肩こり、腰痛など単体の症状に対しては10日~2週間に1回のペースでご来院いただくことがほどんどです。
呼吸器症状、消化器症状、婦人科症状、膠原病、神経痛、アレルギーなどは週に1回のペースでご来院いただいております。
特に症状がある程度落ち着くまでは、施術の間隔を短くすることで楽に過ごせるようになっていただきたいと思っております。
それ以降は10日に1回、2週間に1回、3週間に1回、最終的には1ヶ月に1回のメンテナンスができるように施術の計画を患者様と一緒に決めて進めてまいります。
下記からお気軽にご予約・お問合せ下さい
当院ではLINEやお問い合わせフォームからのご予約・お問い合わせをお勧めしております。
施術中や出張鍼灸時は電話に出ることができませんのでLINE・お問い合わせフォームからご連絡頂けますと予約受付や返信がスムーズに行えます。
※現在大変混みあっておりますので、当日のご予約は受け付けておりません。
※当院からの予約日時のご連絡後2日以内にご返信をいただきますようご協力宜しくお願い申し上げます。
ご連絡から3日目以降のご返信ですとご新規の方やご来院された方の予約が入ってしまう可能性も場合もございますのでお早めにご返信くださいますよう宜しくお願い致します。
初めまして。たなか鍼灸院 院長の田中誠司と申します。
日々の生活の中で続く身体の不調やお悩みに対して、東洋医学の視点から丁寧に向き合える場をつくりたいという想いで、当院を開業いたしました。
一人ひとりの状態に合わせた施術を通して、安心してご自身の身体と向き合っていただけるよう努めております。
ご不安なことがあれば、どうぞお気軽にご相談ください。
「刺さない鍼(ていしん)」ってどんな鍼?
たなか鍼灸院では『刺さない鍼』を使用しています。
この鍼は「鍉鍼(ていしん)」と呼ばれ、爪楊枝の頭のような丸みを帯びた形状で、皮膚に軽く触れる・当てるだけの施術です。
身体にあるツボをやさしく刺激することで、全身のバランスに働きかけるとされています。
刺さないため、お子さまや妊婦さんなど刺激に敏感な方にも対応しやすい施術です。
鍼に不安がある方にも、まずはこのような方法からご体験いただければと思います。
東洋医学を基に五臓六腑を整えることを目指します。
東洋医学の考えをもとに、カウンセリングにはしっかりと時間をかけています。
からだの不調は内臓のバランスや働きの変化や負担が影響していると東洋医学では考えられています。
初期の段階では、つらさを感じる部位への施術で楽になる方もいらっしゃいますが、不調が長引いている場合は全体の状態を見ながらアプローチすることが大切だと考えています。
どの五臓六腑に負担がかかっているか、また体の中でどのような変化が起きているかを丁寧にうかがいながら少しずつ探っていきます。
鍼灸師になり16年!たくさんの方に寄り添ってきました
鍼灸師として資格を取得してから16年が経ちました。
これまで肩こりや腰痛だけでなく、アレルギーや婦人科系の不調、内臓の働きに関するお悩みなど、様々なご相談をいただいてきました。
お身体のことや、気になる症状があれば、どうぞお気軽にご相談ください。
完全予約制/完全個室でプライバシーが守られます
完全予約制でお待たせすることなくスムーズに施術を受けることができます。
マンツーマンで施術を行いますので他の方が来院されることもありませんのでプライバシーも守られご自身が悩みを言いやすい環境をつくっております。
お子様連れも安心のベビーベッドもありますので赤ちゃんと一緒にご来院いただけます。
説明や施術について「丁寧でわかりやすい」とのお声をいただいています。
たなか鍼灸院では、「患者様が納得して施術を受けられること」を何より大切にしています。
そのため、カウンセリングには十分な時間をかけて症状や施術について丁寧にご説明いたします。
ご説明の後には、必ず「何か聞いておきたいことや、伝えておきたいことはありませんか?」とお伺いしております。
どんな些細なことでも構いませんので気になることがありましたらどうぞご遠慮なくお話しください。
「特にありません・大丈夫です」とご納得いただいた上で、施術を始めてまいりますので、どうぞご安心ください。
せっかく症状が良くなっても、また辛くなってしまってはもったいないですよね。
お身体の調子を維持するためには日々のちょっとしたケアがとても大切です。
たなか鍼灸院では、一人ひとりの体の状態に合わせて負担にならない短時間でできるセルフケアをご提案しています。
ご自宅でも簡単にできるツボ押しやストレッチ、筋肉のほぐし方など、分かりやすくお伝えいたしますので、ぜひ日々のケアにお役立てください。
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