腰部脊柱管狭窄症とは
こうした症状は、背骨の中を通る神経の通り道「脊柱管(せきちゅうかん)」が狭くなり、神経が圧迫されることで起こります。
脊柱管は、腰椎や椎間板、靭帯などに囲まれたトンネル状の構造になっており、加齢や姿勢の崩れ、背骨への負担の積み重ねによって徐々に狭くなっていきます。
その結果、神経や血流が圧迫され、腰や足にしびれや痛み、だるさなどの症状が現れるのです。
歩いているときにしびれや脱力感が出て、休むとまた歩けるようになる「間欠性跛行(かんけつせいはこう)」は、脊柱管狭窄症の代表的な特徴のひとつです。
症状は、背筋を伸ばすと悪化し、前かがみになると楽になるという姿勢の変化とも深く関係しています。
このような状態は、骨や神経だけでなく、筋肉や靭帯、体の巡りのバランスとも密接に関わっています。
東洋医学で最も重要な氣・血・津液
これら3つが十分にあり、滞りなく巡っている状態が健康であると考えられています。
東洋医学では、さまざまな病名・症状・不調は、氣・血・津液の不足・滞り・偏りによって生じるものと捉えます。
肝(かん)
肝は将軍(しょうぐん)の官と呼ばれ、蔵血(ぞうけつ)によって血を蓄え、疏泄(そせつ)によって氣の流れを調整する働きを担っています。
肝の働きが低下すると氣血の巡りが滞り、筋肉や腱へ十分な栄養が届きにくくなります。
その結果、腰や下肢のこわばり、足のしびれや痛み、歩きにくさなどの症状が現れます。
将軍(しょうぐん)の官
肝の別名で、氣血の巡りを調整し、身体の働きを円滑に保つ役割
蔵血(ぞうけつ)
血を蓄え、必要に応じて全身へ送り出す働き
疏泄(そせつ)
肝の氣や血の流れを隅々まで行き渡らせる働き
瘀血(おけつ)
血の巡りが滞り、正常に流れなくなった状態
開竅於目(かいきょうおもく)
肝は目と深く関わり、目の働きを支えるという東洋医学の考え方
胃(い)
胃は倉廩(そうりん)の官と呼ばれ、水穀の受納(じゅのう)・腐熟(ふじゅく)・降濁(こうだく)の働きがあり、飲食物を受け入れて消化し、水穀の精微(すいこくのせいび)をつくる役割を担っています。
水穀の精微は脾によって全身へ運ばれ、氣血を生み出す土台となります。
胃の働きが低下すると氣血の巡りも不足し、腰から下肢の前面を巡る胃経にも影響が現れます。
その結果、足のしびれやだるさ、足に力が入りにくい、歩き続けることがつらいなどの症状が現れます。
倉廩(そうりん)の官
飲食物の中から消化吸収して分配する働き
水穀(すいこく)
食べ物や飲み物のこと
受納(じゅのう)
飲食物を受け入れる働き
腐熟(ふじゅく)
飲食物を消化する働き
降濁(こうだく)
飲食物の残りを小腸へおくる働き
水穀の精微(すいこくのせいび)
消化によって得られた栄養やエネルギーのもと
膀胱(ぼうこう)
膀胱は州都(しゅうと)の官と呼ばれ、腎の働きによって送られた水分を貯え、不要なものを尿として排泄する役割を担っています。
膀胱の働きが低下すると水分代謝が乱れ、背中から腰・臀部・下肢の後面へと巡る膀胱経にも影響が現れます。
その結果、腰や臀部の痛み、足のしびれや重だるさ、歩行時の痛みなどの症状が現れます。
州都(しゅうと)の官
膀胱の別名で、水分を貯え、不要なものを排泄する役割
腎(じん)
腎は作強(さっきょう)の官と呼ばれ、蔵精(ぞうせい)・主水(しゅすい)・納氣(のうき)の働きがあり、骨や脊髄を養い、生命活動の土台を支える役割を担っています。
腎の働きが低下すると骨や脊髄を養う力が弱くなります。
その結果、腰の痛みや足のしびれ、下肢に力が入りにくい、長い距離を歩き続けることが難しいなどの症状が現れます。
作強(さっきょう)の官
腎の別名で、生命活動の基盤となる力を支え、身体を力強く保つ役割
蔵精(ぞうせい)
成長・発育・生殖・生命活動の基盤となる精氣を蓄える働き
主水(しゅすい)
全身の水分代謝を調整し、必要なものと不要なものを分ける働き
納氣(のうき)
肺が取り入れた氣を身体の深部へ受け入れ、呼吸を安定させる働き
精(せい)
成長や発育、生命活動を支える根本物質(先天の精・後天の精があり、腎で貯えられるため腎精とも呼ばれる)
『脊柱管狭窄症』に対する施術
写真は左右にスライドできます
刺さない鍼のご紹介
写真右側のステンレス製の刺さない鍼と、左側のローラーのように回転する刺さない鍼を使用します
脈診
脈をみることで氣血水の状態や五臓六腑のどこに負担が生じているのか確認します
腹診
お腹をみて圧痛や硬結のある部位を探して五臓の状態を把握し、どの経穴に施術をするのかを決めていきます
刺さない鍼施術
お腹と背中に接触鍼をおこない、全身にある経穴を選択し氣血水と五臓六腑の巡りを整えていきます
お灸の施術
身体の冷えだけでなく、経絡経穴の疎通を促し五臓六腑のバランスを整えます
使用する経穴は、脈診・腹診をおこない症状を確認しながら、お一人おひとり毎回選択しています。
上記は代表的な経穴の一例です。
医療機関の受診について
当院では、安全に施術を受けていただくため、現在の症状やこれまでの経過について詳しくお伺いしております。
すでに医療機関(病院・クリニックなど)を受診されている場合は、診断名や検査内容、結果などを可能な範囲でお知らせください。
また、症状や経過をお伺いしたうえで、必要と判断した場合には、医療機関での診察や検査をお願いすることがあります。
これは、重大な病気の早期発見・早期治療を大切に考えているためです。
とくに、頭痛・めまい・内臓の違和感・しびれ・出血などの症状がある場合には、医療機関での診察や検査を優先していただくことがあります。
🔹 医師の診断や検査結果は、安全に施術を行うための大切な情報となります。
🔹 検査結果によっては、当院での施術よりも医療機関での治療を優先した方がよい場合もあります。
🔹 患者様のお身体の状態に合わせて、安全を第一に施術方針をご提案いたします。
当院のご紹介
写真は左右にスライドできます
施術室
観葉植物と空気清浄機で常に清潔な空間で施術を受けていただけます
院長の田中誠司です
皆様のお身体を責任をもって施術いたします
カウンセリング
お悩みの症状について様々な質問をさせていただきます。
刺さない鍼施術
当院では「刺さない鍼」のみを使用して鍼施術をおこなっています。
運動/ストレッチ
お一人おひとりに合わせたセルフケアもお伝えします
鍼灸施術が初めてで不安です
当院では、「刺さない鍼(ていしん)」という道具を使った施術を行っています。
この「ていしん」は、皮膚に軽く触れるだけの鍼で、体に刺し込むことはありません。
そのため、小さなお子さまにも使用できる「小児はり」として、やさしく刺激を与える施術を行っています。
鍼がはじめての方や、これまで鍼に苦手意識を感じていた方にも無理なく受けていただける施術方法です。
施術を受ける際に着替えはどうすればいいですか?
患者様用のお着換えを用意しておりますので仕事終わりでもお気軽にご来院ください。
前回の施術から1ヵ月経ってしまったのですが
最終来院日より1ヵ月以上ご来院のない方は再検料3000円がかかります。
施術を受けるにあたっての注意はありますか?
慢性症状、急性症状に関わらず当院はカウンセリングを非常に重要視しています。
その為カウンセリングの時間を多くとって東洋医学的な原因を探りますので、初めての方はカウンセリング+施術で60分〜90分程の時間を要しますのでご注意ください。
当院に受診する際は前もって必ず病院に受診するようにして下さい。
症状が楽になるにはどのくらいの期間がかかりますか?
一人ひとりの症状の程度や体質、生活環境によって異なりますので明確な期間をお伝えすることは難しいです。
お身体を整えていくにはある程度の時間がかかることが多いという点があり、アレルギーや内臓疾患などは年単位かかることもございます。
予約しないで来院はできますか?
申し訳ございません。事前にご予約をいただいていない方のご来院はお断りしております。
必ずLINE・お問い合わせフォームからご予約を取ってからご来院いただきますようよろしくお願い申し上げます。
施術料金の支払いはカードで出来ますか?
申し訳ございません。お支払いは現金のみとなりますのでお手数をおかけしますがご協力宜しくお願い申し上げます。
トイレを使うことはできますか?
申し訳ございません。
現在、妊婦さんなど多くの患者様にご来院いただいており、新型コロナウイルス・インフルエンザ・手足口病などの感染対策としてトイレの使用はできません。
ご迷惑をおかけしますがご理解のほどよろしくお願いいたします。
施術のリスクや副反応はありますか?
施術後に頭がぼーっとしたり、ふらつきなどが起こる場合があります。
基本的には、その日1日ゆっくりお過ごしいただくことで、そのような症状はおさまる傾向にあります。
症状が続く場合や気になることがございましたら、お気軽にご連絡ください。
自費施術なので費用が心配です。
施術料金が7,000円なので、例えば週に4回通われると月に28,000円の施術料金がかかるため、月に支払えるお金と相談をしてご予約ください。
※症状が楽になってくれば週1回の施術から2週間に1回にするなど、施術方針を決めてご納得のうえで施術をさせていただいておりますのでお気軽にご相談ください。
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