野球肘


野球肘症状の6つの特徴
野球肘は、投球動作による肘への繰り返しの負担によって、内側の靭帯や腱の損傷(上腕骨内側上顆炎)や、外側の関節軟骨・骨の損傷(離断性骨軟骨炎)などが起こる状態を指します。
特に成長期の子どもや、フォームが安定していない時期の投球動作では、骨や軟部組織に強い牽引力・圧迫力・剪断力がかかるため、骨端線への障害や可動域の制限が起こりやすくなります。
また、肩甲骨や体幹の動き・股関節の柔軟性・骨盤の安定性などが崩れていると、肘に過度なストレスが集中し、慢性的な炎症や再発を繰り返しやすくなります。
そのため、野球肘は単なる局所の炎症として扱うのではなく、投球フォーム・筋肉の連動・体全体の動きとバランスを総合的に見て整えていくことが大切です。
東洋医学で考える『野球肘』
野球肘と一緒に現れやすい“他の不調”
東洋医学では、野球肘だけをみるのではなく、肘関節から肩や背中へ巡る小腸経(しょうちょうけい)・三焦経(さんしょうけい)・心包経(しんぽうけい)・心経(しんけい)・肺経(はいけい)などの経絡や、気血水との関わりを考えます。
「小腸経」は小指から前腕後面、肘、肩甲骨、首へと巡り、肩や腕の筋肉・関節の働きと深く関わる経絡です。
投球動作による繰り返しの負担で気血の巡りが滞る「瘀血(おけつ)」の状態では、肘周囲の痛みや押した時の痛み、動かしづらさにつながると考えます。
「三焦経」は薬指から前腕外側、肘、肩、首へと巡り、上肢の動きや身体の水分代謝と関わる経絡です。
三焦経の働きが乱れると、腕の重だるさや肩周囲の張り、冷えによる関節の動かしづらさにつながります。
「心包経」は胸部から上腕中央、肘の内側を通り中指へと巡り、腕の動きや精神的な緊張と深く関わる経絡です。
心身の緊張が続き気の巡りが滞る「気滞(きたい)」の状態では、投球への不安感や集中力の低下、イライラしやすい状態につながることがあります。
「心経」は上腕内側から肘の内側、小指へと巡り、腕の働きや精神活動と関わる経絡です。
気血が不足する「気虚(ききょ)」の状態では、腕が疲れやすい、力が入りにくい、疲労感が残りやすいなどの状態につながると考えます。
「肺経」は胸部から上腕前面、肘の内側を通り親指へと巡り、呼吸や気の働き、腕の筋肉の働きと関わる経絡です。
肺の働きが弱まり気が不足する「肺気虚(はいききょ)」の状態では、疲れやすさや身体の重だるさにつながることがあります。
『野球肘』の一般的な対処法として
野球肘への対処では、まず肘への負担を取り除き、炎症を抑えることが大切で、痛みが強い場合は、練習を中止し、患部の冷却と安静を基本とする対処がよく行われます。
炎症や痛みが落ち着いてきたら、温めて血流を促すことや、ストレッチ・軽い運動を通じて関節の可動域を回復させることも取り入れられます。
再発防止のためには、投球フォームや身体の使い方を見直すことが重要であり、肩甲骨や体幹、股関節など全身の連動性にも目を向ける必要があります。
『野球肘』に対するアプローチ
当院では、野球肘による肘周囲の状態だけでなく、その背景にある全身の状態を確認するため、東洋医学で用いる脈診(みゃくしん)や腹診(ふくしん)を行います。
野球肘では、肘関節から肩や背中へ巡る小腸経(しょうちょうけい)・三焦経(さんしょうけい)・心包経(しんぽうけい)・心経(しんけい)・肺経(はいけい)などの経絡や気血水の状態を確認し、お一人おひとりの状態に合わせて施術方針を組み立てます。
施術では刺さない鍼を使用し、お腹と背中・腰へ接触鍼をおこない全身の気血水の巡りを整えていきます。
さらに、上肢にある経穴(ツボ)の状態を確認し、必要に応じて下肢の経穴にも鍼刺激を加えながら、経絡の働きを整えていきます。
医療機関の受診について
当院では、安全に施術を受けていただくため、現在の症状やこれまでの経過について詳しくお伺いしております。
すでに医療機関(病院・クリニックなど)を受診されている場合は、診断名や検査内容、結果などを可能な範囲でお知らせください。
また、症状や経過をお伺いしたうえで、必要と判断した場合には、医療機関での診察や検査をお願いすることがあります。
これは、重大な病気の早期発見・早期治療を大切に考えているためです。
とくに、頭痛・めまい・内臓の違和感・しびれ・出血などの症状がある場合には、医療機関での診察や検査を優先していただくことがあります。
🔹 医師の診断や検査結果は、安全に施術を行うための大切な情報となります。
🔹 検査結果によっては、当院での施術よりも医療機関での治療を優先した方がよい場合もあります。
🔹 患者様のお身体の状態に合わせて、安全を第一に施術方針をご提案いたします。
施術の流れ
院内のご紹介
施術の頻度はどのくらいが理想?
施術の頻度は患者様の症状の程度によって大幅に異なりますが目安として、
例えば肩こり、腰痛など単体の症状に対しては10日~2週間に1回のペースでご来院いただくことがほどんどです。
呼吸器症状、消化器症状、婦人科症状、膠原病、神経痛、アレルギーなどは週に1回のペースでご来院いただいております。
特に症状がある程度落ち着くまでは、施術の間隔を短くすることで楽に過ごせるようになっていただきたいと思っております。
それ以降は10日に1回、2週間に1回、3週間に1回、最終的には1ヶ月に1回のメンテナンスができるように施術の計画を患者様と一緒に決めて進めてまいります。
下記からお気軽にご予約・お問合せ下さい
当院ではLINEやお問い合わせフォームからのご予約・お問い合わせをお勧めしております。
施術中や出張鍼灸時は電話に出ることができませんのでLINE・お問い合わせフォームからご連絡頂けますと予約受付や返信がスムーズに行えます。
※現在大変混みあっておりますので、当日のご予約は受け付けておりません。
※当院からの予約日時のご連絡後2日以内にご返信をいただきますようご協力宜しくお願い申し上げます。
ご連絡から3日目以降のご返信ですとご新規の方やご来院された方の予約が入ってしまう可能性も場合もございますのでお早めにご返信くださいますよう宜しくお願い致します。
初めまして。たなか鍼灸院 院長の田中誠司と申します。
日々の生活の中で続く身体の不調やお悩みに対して、東洋医学の視点から丁寧に向き合える場をつくりたいという想いで、当院を開業いたしました。
一人ひとりの状態に合わせた施術を通して、安心してご自身の身体と向き合っていただけるよう努めております。
ご不安なことがあれば、どうぞお気軽にご相談ください。
「刺さない鍼(ていしん)」ってどんな鍼?
たなか鍼灸院では『刺さない鍼』を使用しています。
この鍼は「鍉鍼(ていしん)」と呼ばれ、爪楊枝の頭のような丸みを帯びた形状で、皮膚に軽く触れる・当てるだけの施術です。
身体にあるツボをやさしく刺激することで、全身のバランスに働きかけるとされています。
刺さないため、お子さまや妊婦さんなど刺激に敏感な方にも対応しやすい施術です。
鍼に不安がある方にも、まずはこのような方法からご体験いただければと思います。
東洋医学を基に五臓六腑を整えることを目指します。
東洋医学の考えをもとに、カウンセリングにはしっかりと時間をかけています。
からだの不調は内臓のバランスや働きの変化や負担が影響していると東洋医学では考えられています。
初期の段階では、つらさを感じる部位への施術で楽になる方もいらっしゃいますが、不調が長引いている場合は全体の状態を見ながらアプローチすることが大切だと考えています。
どの五臓六腑に負担がかかっているか、また体の中でどのような変化が起きているかを丁寧にうかがいながら少しずつ探っていきます。
鍼灸師になり16年!たくさんの方に寄り添ってきました
鍼灸師として資格を取得してから16年が経ちました。
これまで肩こりや腰痛だけでなく、アレルギーや婦人科系の不調、内臓の働きに関するお悩みなど、様々なご相談をいただいてきました。
お身体のことや、気になる症状があれば、どうぞお気軽にご相談ください。
完全予約制/完全個室でプライバシーが守られます
完全予約制でお待たせすることなくスムーズに施術を受けることができます。
マンツーマンで施術を行いますので他の方が来院されることもありませんのでプライバシーも守られご自身が悩みを言いやすい環境をつくっております。
お子様連れも安心のベビーベッドもありますので赤ちゃんと一緒にご来院いただけます。
説明や施術について「丁寧でわかりやすい」とのお声をいただいています。
たなか鍼灸院では、「患者様が納得して施術を受けられること」を何より大切にしています。
そのため、カウンセリングには十分な時間をかけて症状や施術について丁寧にご説明いたします。
ご説明の後には、必ず「何か聞いておきたいことや、伝えておきたいことはありませんか?」とお伺いしております。
どんな些細なことでも構いませんので気になることがありましたらどうぞご遠慮なくお話しください。
「特にありません・大丈夫です」とご納得いただいた上で、施術を始めてまいりますので、どうぞご安心ください。
せっかく症状が良くなっても、また辛くなってしまってはもったいないですよね。
お身体の調子を維持するためには日々のちょっとしたケアがとても大切です。
たなか鍼灸院では、一人ひとりの体の状態に合わせて負担にならない短時間でできるセルフケアをご提案しています。
ご自宅でも簡単にできるツボ押しやストレッチ、筋肉のほぐし方など、分かりやすくお伝えいたしますので、ぜひ日々のケアにお役立てください。
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