頚肩腕症候群


頚肩腕症候群の6つの特徴
頚肩腕症候群とは、首(頸部)から肩、腕にかけて走行する筋肉・神経・血管が慢性的に緊張・圧迫されることによって起こる一連の症状の総称です。
とくに、僧帽筋、肩甲挙筋、斜角筋、小胸筋などの緊張や炎症、またそれに伴う腕神経叢(わんしんけいそう)や血管の圧迫が関与しているとされています。
神経の圧迫や血行不良が続くことで、痛み、しびれ、筋力低下、こわばり、だるさなどが、首・肩・腕・指先にかけて現れることがあります。
東洋医学で考える『頚肩腕症候群』
頚肩腕症候群と一緒に現れやすい“他の不調”
東洋医学では、頚肩腕症候群だけをみるのではなく、首や肩、腕を巡る膀胱経(ぼうこうけい)・小腸経(しょうちょうけい)・三焦経(さんしょうけい)・大腸経(だいちょうけい)・肺経(はいけい)などの経絡や、脾(ひ)・肝(かん)の働きと気血水との関わりを考えます。
「膀胱」は体内の水分を排出する働きを担い、頭部から首・背中・腰・足へと巡る膀胱経と深く関わる腑です。
膀胱経の巡りが乱れると、首から背中にかけての張りやこわばりにつながります。
「小腸」は食べ物を消化・吸収し、必要な栄養を全身へ届ける働きを担い、肩甲骨から首、腕へと巡る小腸経と深く関わる腑です。
小腸経の巡りが乱れると、首から肩、腕の痛みや肩甲骨周囲の張りにつながります。
「三焦」は全身の気や水分の巡りを調整する働きを担う腑です。
三焦経の巡りが滞ると、首や肩の張り、腕のしびれや違和感につながります。
「大腸」は身体の不要なものを排出する働きを担い、人差し指から腕、肩へと巡る大腸経と深く関わる腑です。
大腸経の巡りが乱れると、肩の前側の張りや腕の動かしにくさにつながります。
「肺経」は胸から肩の前側を通り、腕から親指へと巡る経絡です。
肺経の巡りが乱れると、胸のつかえ感や肩から腕にかけての重だるさ、しびれにつながると東洋医学では考えます。
「脾」は食べ物から気や血を生み出し、筋肉や四肢を養う働きを担う臓です。
身体を養う力が不足する「脾気虚(ひききょ)」の状態では、首や肩、腕を支える筋肉が疲れやすくなり、症状が長引きやすくなります。
「肝」は血を蓄え、筋肉や腱を養い、身体の動きを調整する働きを担う臓です。
血の巡りが滞る「瘀血(おけつ)」や、気の巡りが滞る「気滞(きたい)」の状態では、首や肩、腕の筋肉が緊張しやすくなり、痛みやしびれ、動かしにくさにつながります。
『頚肩腕症候群』の一般的な対処法として
頚肩腕症候群への対処としては、ストレッチや体操などで筋肉の柔軟性を高めたり、患部を温めて血流を促す方法がよく行われています。
また、姿勢やデスク環境を見直し、首や肩への負担を軽減する工夫や、マッサージなどで筋緊張をやわらげる取り組みもあります。
こうした対処によって症状が軽減することもありますが、なかには症状の戻りやすさや疲れの取れにくさを感じる方もいます。
『頚肩腕症候群』に対するアプローチ
当院では、頚肩腕症候群による局所の問題だけでなく、その背景にある五臓六腑全体の状態を確認するため、東洋医学で用いる脈診(みゃくしん)や腹診(ふくしん)を行います。
頚肩腕症候群では、首や肩、腕を巡る膀胱経(ぼうこうけい)・小腸経(しょうちょうけい)・三焦経(さんしょうけい)・大腸経(だいちょうけい)・肺経(はいけい)などの経絡や、脾(ひ)・肝(かん)の働きと気血水の巡りを確認し、お一人おひとりの状態に合わせて施術方針を組み立てます。
施術では刺さない鍼を使用し、お腹と背中・腰へ接触鍼をおこない全身の気血水の巡りを整えていきます。
さらに、首や肩・背中・腕にある経穴(ツボ)の状態を確認し、必要に応じて下肢の経穴にも鍼刺激を加えながら、経絡や五臓六腑の働きを整えていきます。
医療機関での受診についてのお願い
当院では、つらい症状を感じているにもかかわらず医療機関での診察を受けていない方への施術は行っておりません。
不調の背景には、重大な病気が隠れている場合もあり、まずは医師による判断を受けていただくことが、ご本人の安全につながると考えています。
鍼灸や手技療法は、医療機関の診断をふまえたうえで、体質や巡りの調整を目的とした補助的アプローチとして行っています。
とくに、頭痛・めまい・内臓の違和感・しびれ・出血などの症状がある場合には、一度病院での検査・診察を受けてからのご予約をお願いしております。
🔹 医師の診断や検査を受けていないまま自己判断で施術を受けることは、思わぬリスクにつながる可能性があります。
🔹 ご自身の体を守るためにも、正しい順序でご相談いただくことが大切です。
施術の流れ
院内のご紹介
施術の頻度はどのくらいが理想?
施術の頻度は患者様の症状の程度によって大幅に異なりますが目安として、
例えば肩こり、腰痛など単体の症状に対しては10日~2週間に1回のペースでご来院いただくことがほどんどです。
呼吸器症状、消化器症状、婦人科症状、膠原病、神経痛、アレルギーなどは週に1回のペースでご来院いただいております。
特に症状がある程度落ち着くまでは、施術の間隔を短くすることで楽に過ごせるようになっていただきたいと思っております。
それ以降は10日に1回、2週間に1回、3週間に1回、最終的には1ヶ月に1回のメンテナンスができるように施術の計画を患者様と一緒に決めて進めてまいります。
下記からお気軽にご予約・お問合せ下さい
当院ではLINEやお問い合わせフォームからのご予約・お問い合わせをお勧めしております。
施術中や出張鍼灸時は電話に出ることができませんのでLINE・お問い合わせフォームからご連絡頂けますと予約受付や返信がスムーズに行えます。
※現在大変混みあっておりますので、当日のご予約は受け付けておりません。
※当院からの予約日時のご連絡後2日以内にご返信をいただきますようご協力宜しくお願い申し上げます。
ご連絡から3日目以降のご返信ですとご新規の方やご来院された方の予約が入ってしまう可能性も場合もございますのでお早めにご返信くださいますよう宜しくお願い致します。
初めまして。たなか鍼灸院 院長の田中誠司と申します。
日々の生活の中で続く身体の不調やお悩みに対して、東洋医学の視点から丁寧に向き合える場をつくりたいという想いで、当院を開業いたしました。
一人ひとりの状態に合わせた施術を通して、安心してご自身の身体と向き合っていただけるよう努めております。
ご不安なことがあれば、どうぞお気軽にご相談ください。
「刺さない鍼(ていしん)」ってどんな鍼?
たなか鍼灸院では『刺さない鍼』を使用しています。
この鍼は「鍉鍼(ていしん)」と呼ばれ、爪楊枝の頭のような丸みを帯びた形状で、皮膚に軽く触れる・当てるだけの施術です。
身体にあるツボをやさしく刺激することで、全身のバランスに働きかけるとされています。
刺さないため、お子さまや妊婦さんなど刺激に敏感な方にも対応しやすい施術です。
鍼に不安がある方にも、まずはこのような方法からご体験いただければと思います。
東洋医学を基に五臓六腑を整えることを目指します。
東洋医学の考えをもとに、カウンセリングにはしっかりと時間をかけています。
からだの不調は内臓のバランスや働きの変化や負担が影響していると東洋医学では考えられています。
初期の段階では、つらさを感じる部位への施術で楽になる方もいらっしゃいますが、不調が長引いている場合は全体の状態を見ながらアプローチすることが大切だと考えています。
どの五臓六腑に負担がかかっているか、また体の中でどのような変化が起きているかを丁寧にうかがいながら少しずつ探っていきます。
鍼灸師になり16年!たくさんの方に寄り添ってきました
鍼灸師として資格を取得してから16年が経ちました。
これまで肩こりや腰痛だけでなく、アレルギーや婦人科系の不調、内臓の働きに関するお悩みなど、様々なご相談をいただいてきました。
お身体のことや、気になる症状があれば、どうぞお気軽にご相談ください。
完全予約制/完全個室でプライバシーが守られます
完全予約制でお待たせすることなくスムーズに施術を受けることができます。
マンツーマンで施術を行いますので他の方が来院されることもありませんのでプライバシーも守られご自身が悩みを言いやすい環境をつくっております。
お子様連れも安心のベビーベッドもありますので赤ちゃんと一緒にご来院いただけます。
説明や施術について「丁寧でわかりやすい」とのお声をいただいています。
たなか鍼灸院では、「患者様が納得して施術を受けられること」を何より大切にしています。
そのため、カウンセリングには十分な時間をかけて症状や施術について丁寧にご説明いたします。
ご説明の後には、必ず「何か聞いておきたいことや、伝えておきたいことはありませんか?」とお伺いしております。
どんな些細なことでも構いませんので気になることがありましたらどうぞご遠慮なくお話しください。
「特にありません・大丈夫です」とご納得いただいた上で、施術を始めてまいりますので、どうぞご安心ください。
せっかく症状が良くなっても、また辛くなってしまってはもったいないですよね。
お身体の調子を維持するためには日々のちょっとしたケアがとても大切です。
たなか鍼灸院では、一人ひとりの体の状態に合わせて負担にならない短時間でできるセルフケアをご提案しています。
ご自宅でも簡単にできるツボ押しやストレッチ、筋肉のほぐし方など、分かりやすくお伝えいたしますので、ぜひ日々のケアにお役立てください。
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