ランナー膝/腸脛靭帯炎


ランナー膝症状の6つの特徴
ランナー膝(腸脛靭帯炎)は、膝の外側にある「腸脛靭帯」と大腿骨の摩擦によって炎症が起きる状態で、長距離ランナーや登山者、階段の昇降が多い方に多く見られるスポーツ障害です。
主な原因は、股関節や膝まわりの筋力バランスの乱れ、柔軟性の低下、オーバーユースなどで、とくに太ももの外側にある大腿筋膜張筋が緊張することで、腸脛靭帯が膝の外側で擦れやすくなります。
また、足首・骨盤の歪み、片側への荷重の偏り、地面からの衝撃など、全身の動きのクセや姿勢の崩れが原因となって、局所に負担が集中するケースも少なくありません。
そのため、ランナー膝は単なる膝の炎症として対処するのではなく、全身のアライメントや使い方の見直しを含めて整えていくことが大切です。
東洋医学で考える『ランナー膝』
ランナー膝と一緒に現れやすい“他の不調”
東洋医学では、ランナー膝だけをみるのではなく、膝周囲や下肢を巡る胆経(たんけい)・胃経(いけい)・膀胱経(ぼうこうけい)・肝経(かんけい)・腎経(じんけい)などの経絡や、気血水との関わりを考えます。
「胆経」は身体の側面を巡り、股関節外側から太ももの外側、膝外側、下腿外側へと走行し、筋肉や腱の働きと深く関わる経絡です。
走行による繰り返しの負担で気血の巡りが滞る「瘀血(おけつ)」の状態では、膝外側の限局した痛みや押した時の痛み、運動後の違和感につながると考えます。
「胃経」は下肢前面から膝周囲を通り、足関節へと巡り、下肢の筋肉や身体の気血の巡りと深く関わる経絡です。
胃経の働きが乱れると、膝周囲の重だるさや足の着地バランスの乱れ、運動後の疲労感につながることがあります。
「膀胱経」は背中から臀部、太ももの後面、下腿後面へと巡り、下肢の筋肉や関節の動きと深く関わる経絡です。
膀胱経の巡りが乱れると、お尻から股関節周囲の張りや、ふくらはぎのこわばり、下肢の動かしづらさにつながります。
「肝経」は足趾から下腿内側を通り、身体の筋肉や腱を養う働きと深く関わる経絡です。
血を蓄え筋肉や腱を養う働きが不足する「血虚(けっきょ)」の状態では、太ももや下肢の張り、筋肉の柔軟性の低下につながると考えられます。
「腎経」は足底から足関節内側、下肢内側を巡り、骨や関節を支える働きと深く関わる経絡です。
腎の働きが弱まる「腎虚(じんきょ)」の状態では、膝周囲の冷えやこわばり、下半身の疲れやすさにつながると考えられます。
『ランナー膝』の一般的な対処法として
ランナー膝への対処では、まず膝の外側にかかる摩擦と炎症を抑えることが基本となります。
痛みが強い時期は、走る・階段の昇降などの動作を中止し、患部を冷却して安静に保つことがよく行われます。
炎症が落ち着いてきたら、温めて血流を促す処置や、太ももの外側・股関節のストレッチによって柔軟性を高めることが取り入れられます。
また、腸脛靭帯に過剰な負荷がかからないよう、ランニングフォームや足の着地方法、骨盤の使い方などを見直すことも重要です。
足のアライメントに問題がある場合は、インソールやシューズの見直しで膝への負担を軽減する工夫も行われます。
『ランナー膝』に対するアプローチ
当院では、ランナー膝による膝周囲の状態だけでなく、その背景にある全身の状態を確認するため、東洋医学で用いる脈診(みゃくしん)や腹診(ふくしん)を行います。
ランナー膝では、膝周囲や下肢を巡る胆経(たんけい)・胃経(いけい)・膀胱経(ぼうこうけい)・肝経(かんけい)・腎経(じんけい)などの経絡や気血水の状態を確認し、お一人おひとりの状態に合わせて施術方針を組み立てます。
施術では刺さない鍼を使用し、お腹と背中・腰へ接触鍼をおこない全身の気血水の巡りを整えていきます。
さらに、下肢にある経穴(ツボ)の状態を確認し、必要に応じて上肢の経穴にも鍼刺激を加えながら、経絡の働きを整えていきます。
医療機関での受診についてのお願い
当院では、つらい症状を感じているにもかかわらず医療機関での診察を受けていない方への施術は行っておりません。
不調の背景には、重大な病気が隠れている場合もあり、まずは医師による判断を受けていただくことが、ご本人の安全につながると考えています。
鍼灸や手技療法は、医療機関の診断をふまえたうえで、体質や巡りの調整を目的とした補助的アプローチとして行っています。
とくに、頭痛・めまい・内臓の違和感・しびれ・出血などの症状がある場合には、一度病院での検査・診察を受けてからのご予約をお願いしております。
🔹 医師の診断や検査を受けていないまま自己判断で施術を受けることは、思わぬリスクにつながる可能性があります。
🔹 ご自身の体を守るためにも、正しい順序でご相談いただくことが大切です。
施術の流れ
院内のご紹介
施術の頻度はどのくらいが理想?
施術の頻度は患者様の症状の程度によって大幅に異なりますが目安として、
例えば肩こり、腰痛など単体の症状に対しては10日~2週間に1回のペースでご来院いただくことがほどんどです。
呼吸器症状、消化器症状、婦人科症状、膠原病、神経痛、アレルギーなどは週に1回のペースでご来院いただいております。
特に症状がある程度落ち着くまでは、施術の間隔を短くすることで楽に過ごせるようになっていただきたいと思っております。
それ以降は10日に1回、2週間に1回、3週間に1回、最終的には1ヶ月に1回のメンテナンスができるように施術の計画を患者様と一緒に決めて進めてまいります。
下記からお気軽にご予約・お問合せ下さい
当院ではLINEやお問い合わせフォームからのご予約・お問い合わせをお勧めしております。
施術中や出張鍼灸時は電話に出ることができませんのでLINE・お問い合わせフォームからご連絡頂けますと予約受付や返信がスムーズに行えます。
※現在大変混みあっておりますので、当日のご予約は受け付けておりません。
※当院からの予約日時のご連絡後2日以内にご返信をいただきますようご協力宜しくお願い申し上げます。
ご連絡から3日目以降のご返信ですとご新規の方やご来院された方の予約が入ってしまう可能性も場合もございますのでお早めにご返信くださいますよう宜しくお願い致します。
初めまして。たなか鍼灸院 院長の田中誠司と申します。
日々の生活の中で続く身体の不調やお悩みに対して、東洋医学の視点から丁寧に向き合える場をつくりたいという想いで、当院を開業いたしました。
一人ひとりの状態に合わせた施術を通して、安心してご自身の身体と向き合っていただけるよう努めております。
ご不安なことがあれば、どうぞお気軽にご相談ください。
「刺さない鍼(ていしん)」ってどんな鍼?
たなか鍼灸院では『刺さない鍼』を使用しています。
この鍼は「鍉鍼(ていしん)」と呼ばれ、爪楊枝の頭のような丸みを帯びた形状で、皮膚に軽く触れる・当てるだけの施術です。
身体にあるツボをやさしく刺激することで、全身のバランスに働きかけるとされています。
刺さないため、お子さまや妊婦さんなど刺激に敏感な方にも対応しやすい施術です。
鍼に不安がある方にも、まずはこのような方法からご体験いただければと思います。
東洋医学を基に五臓六腑を整えることを目指します。
東洋医学の考えをもとに、カウンセリングにはしっかりと時間をかけています。
からだの不調は内臓のバランスや働きの変化や負担が影響していると東洋医学では考えられています。
初期の段階では、つらさを感じる部位への施術で楽になる方もいらっしゃいますが、不調が長引いている場合は全体の状態を見ながらアプローチすることが大切だと考えています。
どの五臓六腑に負担がかかっているか、また体の中でどのような変化が起きているかを丁寧にうかがいながら少しずつ探っていきます。
鍼灸師になり16年!たくさんの方に寄り添ってきました
鍼灸師として資格を取得してから16年が経ちました。
これまで肩こりや腰痛だけでなく、アレルギーや婦人科系の不調、内臓の働きに関するお悩みなど、様々なご相談をいただいてきました。
お身体のことや、気になる症状があれば、どうぞお気軽にご相談ください。
完全予約制/完全個室でプライバシーが守られます
完全予約制でお待たせすることなくスムーズに施術を受けることができます。
マンツーマンで施術を行いますので他の方が来院されることもありませんのでプライバシーも守られご自身が悩みを言いやすい環境をつくっております。
お子様連れも安心のベビーベッドもありますので赤ちゃんと一緒にご来院いただけます。
説明や施術について「丁寧でわかりやすい」とのお声をいただいています。
たなか鍼灸院では、「患者様が納得して施術を受けられること」を何より大切にしています。
そのため、カウンセリングには十分な時間をかけて症状や施術について丁寧にご説明いたします。
ご説明の後には、必ず「何か聞いておきたいことや、伝えておきたいことはありませんか?」とお伺いしております。
どんな些細なことでも構いませんので気になることがありましたらどうぞご遠慮なくお話しください。
「特にありません・大丈夫です」とご納得いただいた上で、施術を始めてまいりますので、どうぞご安心ください。
せっかく症状が良くなっても、また辛くなってしまってはもったいないですよね。
お身体の調子を維持するためには日々のちょっとしたケアがとても大切です。
たなか鍼灸院では、一人ひとりの体の状態に合わせて負担にならない短時間でできるセルフケアをご提案しています。
ご自宅でも簡単にできるツボ押しやストレッチ、筋肉のほぐし方など、分かりやすくお伝えいたしますので、ぜひ日々のケアにお役立てください。
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