鍼灸治療を受けるにあたっての患者が考えるべきこと
患者が思っていることと言うこと
当院に来院される患者が言うことがあるので皆さんで共有したいと思います。
- 病院は「対症療法」だから効かない
- 鍼灸は「根本治療」だから良い
- やっぱり東洋医学じゃないとちゃんと治せない
- 先生の技術がものすごい
これは本当に良く言われます。
この言葉を発する理由としては、病院や接骨院に行っても治療効果が得られず、当院に来院されて治療を受けた方が9割を超えます。
鍼灸のおかげ!先生が凄い!まてマテ待て!
これは大きな勘違いをしています。
確かに当院の治療を受けた結果、治療効果を得られ症状の改善に至ったという「結果」は確かにそうでしょう。
しかし、あなた方は当院に来るまでに病院へ行き、他の治療院にも行った。でも治らずに当院を探し治療を受けに来た。
で!俺の話をよくよく聞いてくれます(笑)
『何が問題?』
と思ったあなたは気付いていない。
上記でも書きましたが、「9割の方」が鍼灸は凄い✨先生が凄い✨と言います。
では、他の病院、治療院はダメだったと?
確かに糞みたいなダメ医者・ダメ治療院は死ぬほどあります。
が、、、
改善できなかった理由を考えることが大事
上でも書きましたが「俺の話しをよくよく聞いてくれます」
今まで通った病院や他の治療院の先生方の話をちゃんと聞いてましたか?質問しましたか?
- 薬を飲みたくない
- そもそも話を聞いてくれない
- 質問しても嫌な顔をされる
気持ちはわかる。。でもこれじゃ何にも解決しない。
何もわからないまま治療に通い薬を飲む。納得して治療を受けれていない。その状況がそもそもの問題なんです。
実は当院で改善できた方の多くは病院や他の治療院の先生の話を全然聞いてないことが分かっています。
その割にあそこは何もしてくれなかったと責任転嫁する。
でも治したい。と別の治療の選択してようやっと当院へたどり着く。
すると話を聞くわ、しゃべり倒すくらい質問する。
しまいには俺のプライベート迄聞き始める始末。
何が言いたいかっていうと、
患者側としては「辛いんだから早くどうにかしてよ」感がものすごく、
医者側、治療院側としては「治せよ!プレッシャー」が患者からものすごい。
お互いが反発し合い受け入れ合うことを忘れてはいい治療を受けることができないのは言うまでもない。
ただね、辛い状況に陥っている患者にそれを言うのも酷な事。
受け入れようとする心が治療側にはもっと必要で治療よりも受け入れようとする『ある意味雑談』が必要。
機械的な流れ作業のように感じるから患者は不安になり増幅する。それをもう少しわかる必要があるんだよ!
分かるかな?同業者諸君
そして患者諸君