


東京都品川区南大井、大森で【開業10年】たなか鍼灸院
長年の身体の不調でお悩みの方に向けて東洋医学で解説をしていきます
このテーマは非常に難しいところだと思います。
かなり個人的な意見が入ってきますのでご了承ください。
さて、鍼灸師で自分は東洋だ!西洋だ!と思っている方の大半はこう思っているでしょう。
東洋=根本治療
西洋=対症療法
東洋医学寄りの鍼灸師は東洋医学/中医学を駆使して施術をし、西洋医学よりの鍼灸師は解剖学(筋肉・骨・靭帯・神経・血管)などを駆使して施術をしていると思います。
他に、
東洋医学では患部よりも遠隔治療
西洋医学では患部の治療
と考えている人も多いでしょう。
実は開業前までは上記で書いていたことを思っていました。
いつかのアメブロ?かどこかのブログで書いたかもしれませんが、【施術方法よりも基本が大事】というのは言うまでもないですよね?
どんなに優れた施術の方法があったとしてもそれを活かせる技術がなければ何の意味もありません。
上記で述べた東洋/西洋の話はあくまでも「施術の方法」「施術の仕方」である。ということです。
本来施術方法で東洋/西洋を分ける意味があるのかがそもそも疑問なんですよね。
そもそも鍼灸は東洋医学の分野です。
鍼の持ち方・刺し方・呼吸や姿勢など鍼灸を施すうえで必要な「基本」を皆さん学んで【はり師/きゅう師】という国家資格を取得してます。
ということは基本は全員東洋医学なんです。
しかし、【鍼灸を施す基本】をやっているかどうか。
やってなければそれは基本の出来ていないか基本をやらず独自の技法で施術をしている鍼灸師。というだけではないか?ただし、施術の方法は東洋/西洋でやっている。
と思っているのが個人的な意見です。
施術の方法で東洋だ!西洋だ!と言っている人はたくさんいますが、そもそも基本やってねーじゃん!と同業者を見てきて思ったことです。
基本をやっていればそれはそもそも東洋医学。
方針がただ違うだけにすぎないことでゴールまでのルートが違うだけ。
それ以外は単なる【他】でしかないものだと感じています。