出禁の患者っているの?
意外とこういう質問って多いんだよね(笑)
ハッキリ言って出禁の患者はいます。
開業当初から合わせると15名の人は出禁扱いです。
住所も名前も控えてリスト作っているので、、、
時々アホが懲りずに連絡してくるけどシカトします。
その理由は様々ですが例を挙げておくと
- 態度が悪い
- 説明を全く聞かない
- やってね。と言ったことを一切守らない
- 無断キャンセルをする
- 連絡せず平気で遅刻を繰り返す
こういう奴は即刻出禁にします。
他の患者さんの迷惑になるため躊躇は一切しませんね。
当然ですが、次回予約は取りませんし当院への継続的な治療を促すことも一切しません。
一番嫌なことは何?
どれも嫌だけど、あえて言うなら『話を聞いてない』これが一番ですね。
どんなに説明をしても聞いていない。説明をしても言われていないと言い張る。その割に聞いてない!と怒りさっさと説明しろよ!と言ってくる。
こういう奴は絶対に「すいません、忘れてしまったのでもう一度教えてください」とは絶対に言わない(;^ω^)
「どんなに丁寧に説明したところでバカは説明を聞いていない」
症状改善に不可欠な3つの要素
一つ目。
症状の改善はただ施術を受ければ治るものではありません。
「施術者が丁寧に説明し患者さんが納得する」
これが出来て初めて症状改善のスタートラインに立つことができるんです。
当院では必ず一通りの説明後「何か聞いておきたいことや、言っておきたいことはありますか?」と聞きます。
『特にありません・大丈夫です』と患者さんから言われてから施術を開始し、何か質問があれば施術前や後に必ず説明するようにしています。
二つ目。
「伝えたことやセルフケアなどしっかり守る」
症状は1回2回で治るものばかりではありません。症状の経過を半年、年単位で診ていき初めてこういう方向の治療の方針や施術法を徐々に変えて改善を目指していきますが、それには患者様の努力も必要です。
お伝えした自宅でのセルフケア方法を怠たり何もやらない。施術は24時間のうちたったの1時間程度です。
あとの23時間をどう生活していくのか、更に言えば次の施術まで1週間の時間が空けば167時間どう生活するかで症状の変化は大なり小なり当然変わってきます。
大切なのは言われたことを守る。これに尽きます。
三つ目。
「医師の診断や処方薬はしっかり守る」
薬は嫌だ、飲みたくない。でも早く治したい。その気持ちは十分わかります。
自分はこうしたい。それで治るなら一番ですが、それだけではどうしようもないことも多いです。
嫌なことも受け入れて体の改善に繋げていかなければどんなに頑張っても症状の改善は難しくなってくる。
薬も徐々に減らせるようにしていけば体にとっても良いことです。
まずは自分の固定観念を減らしていくこと、これしかありません。
それは私ができることではありません。
最後に言いたいこと
厳しく書きましたが症状改善していくには施術者と患者さんとの二人三脚です。
自分勝手に進もうとすれば一人は倒れてしまいます。それではゴールには辿り着けません。
「施術者と患者さん」この二人が同じように進まなければゴール迄時間がかかるのは当然のこと。
お互いが寄り添うことが大事で、一方が寄り添いすぎればそれは二人三脚ではなく勝手に引きずられてしまうだけ。
それでは上手くいくものも上手くいかない。
当たり前のようで忘れてしまいがちな部分で、お互い理解し合うことが何よりも大切です。