体を改善するために必要な事
症状が改善しないのはなぜか?
様々な症状を診てきて思うことは、今まで症状を治すために必要な処置がされていないことが多いです。
根本治療か対症療法とかそんな話ではなく、治療そのもの・施術そのものが「症状改善に役立っていないこと」をされてきている場合が非常に多く感じます。
当然ですが、間違った理論で施術をおこなえば症状の改善などするはずがないのは分かっていただけると思います。
「体を治す」というゴールは一緒。治す「過程」は幾通りもあるのは患者さんが治療を受ける選択肢があることは大切です。
しかし、治すための施術と現状維持の施術を受けてきたかは問診や触診ですぐにわかってしまうものなんです。
良いことをやっている!という偏った考え
よくあることですが、
- 私は普通のことをしている。
- 体に良いことをしている。
こういう人は意外と多いです。
聞いてもいい?
「良いことしているのに何で治ってないの?」
この返答には「やっているからこの程度で済んでいる」と必ず言うんです。
自分のやっていることは正しい。と思い込みすぎている場合が本当に多いです。悪いと思ったことは極端に排除し、良いと思ったことは固執してしまう。
これが体が改善に向かえない一つの要素と言って過言ではありません。
しかも大きな。。。
体に良いこととは一体何か?
今現在新型コロナウイルスによってマスクや消毒などかなりピリピリした状況になっていますが、
「手洗いうがいの徹底」
皆さんしていますか?1日何回しています?
手洗いもうがいもやりすぎれば常在菌がなくなり逆効果にもなる。
良いことをしているはずが結果的に悪い方向へ。。。
👆こんなこと常識ですよね?
でも自分の生活の一部となってしまった【良いこと】はそうは考えられませんよね?
例を挙げましょう。
・食べるものはオーガニックにしている
・部屋は埃一つなく綺麗にしている
・毎日運動をしている
👆は良いことをしていると思うでしょう。
そう!悪いことではありません。ただし、過度でなければの話。
- 食べるものはオーガニックにしている👉内臓は刺激によって活動することにもつながります。健康食と呼ばれるものが内臓の働きや健康にいいとは限らないのも事実で、少しでも悪いものを食せば下痢になったり吐いたり体の順応性がなくなる場合があります。
- 部屋は埃一つなく綺麗にしている👉綺麗にしすぎることは体が菌やウイルスなどの耐性が弱くなりちょっとしたことで風邪をひきやすくなったりアレルギー反応が起きやすくなる場合があります。
- 毎日運動をしている👉過度な運動は体の免疫力を低下させ、筋力の低下にもつながる傾向にあり、運動と休息のバランスあってこそ体の健康維持になる場合があります。
どうでしょうかね?
「体に良いことをしている」という部分の妨げになっている典型的な例と言ってもいいのではないでしょうか。
今の現状で変わらないのであれば自分を見直す良い機会になってほしいと思います。