「更年期障害によるホットフラッシュと不眠症状でお悩みだった方」症例

更年期障害でお悩みの方

症状

4年前からホットフラッシュの症状に悩まれていました。

精神的なイライラや不安感がみられ、夜間も眠れない日が続き、慢性的な身体の倦怠感を感じている様子でした。

病院では軽度のうつ状態と診断され、薬の処方を受けているものの、身体の不調は続いている状況でした。

首から肩、腰にかけて筋肉の強い緊張がみられ、部分的に湿疹も出現し、かゆみが生じていました。

更年期以降、皮膚のかゆみも見られるようになり、これも眠りにくさの一因となっているようでした。

更年期障害以外でお悩みの症状

・慢性胃炎

・気管支喘息

症状の経過と施術内容

東洋医学では、更年期障害の背景に「子宮」や「内臓(特に消化器系)」の働き、そしてホルモンバランスや自律神経の乱れが関わっていると考えられています。

お身体の状態に合わせて、子宮まわりと内臓のバランスを整え、免疫力や自然な回復力が高まるように施術を行いました。

その後、週に1回〜10日に1回のペースで施術を継続し、日常生活では運動やご自宅でのケア方法も取り入れていただきました。

少しずつ気分の重さや身体の不調がやわらぎ、更年期に関連した症状はみられず、落ち着いた状態で過ごせるようになっています。

今回の症例について

更年期障害では、イライラや不安感など精神的に不安定な状態が続き、うつのような状態になる方も少なくありません。

夜になると気持ちが沈み込み、眠れないまま朝を迎えてしまう。そんな日々が続いている方も実際に多く見られます。

東洋医学では、こうした状態に対して身体全体のバランスを整え、免疫力や回復力を高めていくことをひとつの視点として重視します。

子宮や内臓の働きにアプローチし、少しずつ心身の重さや不快感をやわらげていくように進めていきます。

経過をみながら、徐々に眠れる時間が増えたり、気分が安定してくることもあり、結果として皮膚のかゆみや呼吸器・消化器の症状がやわらいでいくこともあります。

当院の症例について

施術の効果や経過には個人差があり、効果・効能を保証するものではありません。
施術の頻度や期間は、お一人おひとりの体調や状態に合わせて異なります。

当院では、事前に病院での受診・診断を受けていない方への施術は行っておりません。
医療機関での診断結果などを参考にしながら、東洋医学を基にお身体の状態を見立てて施術を行っております。

たなか鍼灸院