ボンゴレビアンコ|肺と脾、胃を整える一皿

ボンゴレビアンコを盛りつけた料理写真

☯️ 東洋医学的にみる食材のはたらき

🍝パスタ
・五性:平
・五味:甘
・帰経:脾
→ 気を補い、疲れやすさのサポートに使われる主食。

🐚あさり(蛤類)
・五性:寒
・五味:鹹
・帰経:肝・腎
→ 余分な熱をしずめ、水分代謝の乱れに関わる不調をやわらげる働きに使われる。

🍄しめじ(きのこ類)
・五性:涼
・五味:甘
・帰経:脾・胃
→ 余分な湿をさばき、胃腸の巡りを整えるときに使われる。

🧄にんにく
・五性:温
・五味:辛
・帰経:脾・胃・肺
→ 巡りを助け、からだをあたためる方向に働く。

🧅長ねぎ
・五性:温
・五味:辛
・帰経:肺・胃
→ 表面の巡りをよくし、気の通りを滑らかにする。

🌶鷹の爪(唐辛子)
・五性:熱
・五味:辛
・帰経:心・脾
→ からだを温め、停滞を動かすサポートに使われる。

💭どんな症状の人におすすめ?

・疲れが抜けにくく、気力が落ちやすいとき
・からだの巡りが停滞して重だるさを感じるとき
・胃腸がもたれやすく、湿がたまりやすいと感じるとき
・冷えやすく、内側から温まりにくいとき

🥢組み合わせのポイント

・温める食材(にんにく、長ねぎ、鷹の爪)と
 巡りを整える食材(しめじ)を合わせて、停滞のサポートに使える一皿。
・あさりの「熱をしずめる力」と、温める食材のバランスで
 偏りにくい組み合わせにしている。
・パスタは気を補う方向に働くため、全体の巡りを整えながら
 元気の材料も補いやすい構成。

💡こんな時に取り入れてみよう

・冷えて巡りが滞りやすい日
・重だるさが続いてリセットしたい時
・頭を使う作業が続いて、気が不足しやすい時
・湿気の多い季節で胃が重いと感じる時

東洋医学としては、肺、脾、胃に特に影響を与え呼吸器症状、胃症状、鼻炎、疲れやすい、倦怠感などの症状でお悩みの方におすすめの料理になっています。

🫶まとめ

ボンゴレビアンコは
巡りを助ける食材と、気を支える食材が一緒になった一皿。
冷え・湿・停滞のバランスを整えたいときに取り入れやすい組み合わせです。

つらい症状でお悩みのある方は
大森駅から徒歩7分・大森海岸駅から徒歩3分のたなか鍼灸院まで
お気軽にご相談ください😊🌿

たなか鍼灸院