味玉ときゅうりで整える、お手軽食養生

白い皿に盛りつけられた味玉ときゅうりの盛り合わせ。半分に切った味玉は濃い橙色の半熟卵黄がとろりとしており、きゅうりはぶつ切りでみずみずしい断面が見えている。

1. 味玉(卵)の栄養と東洋医学的なはたらき

🍳 卵の栄養的特徴(ゆで卵ベース)

  • 良質なたんぱく質(アミノ酸スコア100)

  • ビタミンA・D・E・B群・鉄・亜鉛

  • 卵黄にはコリン・ルテイン・脂質も豊富

🌿 東洋医学でみる「卵」のはたらき

  • 五性:平性(体を冷やしも温めもしない)

  • 五味:甘

  • 主な効能:補陰・養血・滋陰潤燥・安神

✅ おすすめの人・場面

  • 疲れやすい、息切れがある

  • 皮膚や髪のパサつきが気になる

  • 月経や体調のリズムが乱れやすい

  • 血を補いたい、潤いを養いたい方に◎

2. きゅうりの栄養と東洋医学的なはたらき

🥒 きゅうりの栄養的特徴

  • 90%以上が水分

  • カリウムによる利尿作用

  • ビタミンC・シリカ(美肌サポート)なども含む

🌿 東洋医学でみる「きゅうり」のはたらき

  • 五性:寒性(体の熱を冷ます)

  • 五味:甘

  • 主な効能:清熱・生津・利水・解毒

✅ おすすめの人・場面

  • ほてりやのぼせがある

  • むくみが気になる

  • 尿の出が少ない・体に熱がこもるとき

  • 暑さによる疲れに◎

3. 味玉 × きゅうり の組み合わせが整えるもの

この組み合わせは、東洋医学的に見て**「陰(潤い)」と「熱(こもった陽)」のバランスをとる食養生**です。

  • 味玉(卵):血や陰を養い、からだの土台をしっかり保つ

  • きゅうり:こもった熱や余分な水分を冷まし、巡らせる

特にこんなときにおすすめ👇

  • 疲れやすくて、ほてりやすい方

  • 夏バテで食欲が落ちているとき

  • 月経後・病後の回復期に、身体を冷やしすぎず整えたいとき

まとめ

味玉ときゅうりは、現代栄養でも東洋医学でも相性の良い食材の組み合わせです。
たんぱく質・ビタミン・ミネラルを補いながら、体の中の余分な熱や湿を調整してくれる、
シンプルだけど頼れる“ミニ養生食”。

味玉は🥚
個人的に6分30秒茹でが好き😊あとはめんつゆと生姜🫚にんにく🧄で漬け置き。
写真は失敗してますが、茹でた後必ず冷水につけるようにしましょう!殻が剥きやすくなります✨これは絶対忘れないようにしてくださいね!

きゅうり漬け🥒
これうまつゆと生姜🫚ごま油で漬け置き
きゅうりは叩いて味をしみやすくするとGOOD👌
包丁使わなくて出来るのも嬉しいポイントですよね🔪🚫

夏場の常備菜や、お弁当の一品にもぴったりの組み合わせ。
ぜひ日常の食卓に取り入れて、内側から整えていきましょう😊🌿

たなか鍼灸院