🍲 からだを内側から温めるぶり大根

ぶり大根の食養生として、温めと巡りを整える一皿を紹介した画像

🌿 東洋医学的にみる食材のはたらき

🐟 ブリ
体を温めながら潤いを補う食材。
「肝・脾・腎」を支え、
めまい、気持ちの落ち込み、手足の冷え、だるさなどに寄り添うはたらきがあります。

🫜 大根
滞りを流し、余分な熱をやわらげる食材。
「肺・脾」を助け、
胸のつかえ、食後の重だるさ、のどの不快感を整えます。

🫚 生姜
内側からポカポカ温める食材。
「脾・胃」に作用して、
冷えによる胃もたれ、食欲の落ち込み、気力の低下をサポートします。

🌿 青ねぎ
気の巡りをスムーズにする食材。
「肺・肝」を助けて、
むくみ、停滞感、頭の重さにも使いやすい組み合わせになります。

💭 どんな症状の人におすすめ?

  • 手足が冷えて動きづらい

  • 胃が重たくてスッキリしない

  • 気分の波があり、集中しにくい

  • 体の巡りがにぶく、肩まわりが重い

  • 冷えとのぼせが混在してつらい

🥢 組み合わせのポイント

ブリの“補う力”で体の土台を支えつつ、大根の“滞りを流す力”で内側の巡りを軽やかに。

生姜の温め作用が脾胃を整え、青ねぎが全体の気の流れを後押しします。

温め・巡り・消化の3つがバランスよくまとまった一皿です。

💡 こんなときに取り入れてみよう

冷えて動きづらい朝、胃が重い日、気分が晴れにくいとき、季節の変わり目で巡りが乱れやすい時期、お酒の席が続くときなど、“軽くてあたたかいものを欲するタイミング”にぴったりです。

🫶 まとめ

ぶり大根は、体を内側から温め、気血の巡りを整え、胃腸の負担を軽くする東洋医学的にもバランスの良い煮物です。

ブリの滋養、大根の巡らせる力、生姜と青ねぎの温めと気の流れを整える作用が合わさり、冷え・重だるさ・胃の停滞・気分の落ち込みなど、日常で感じやすい不調に寄り添ってくれます。

つらい症状でお悩みのある方は大森駅から徒歩7分・大森海岸駅から徒歩3分のたなか鍼灸院までお気軽にご相談ください😊🌿

たなか鍼灸院