「五十肩による肩の激痛で眠れない状況でお悩みだった方」症例

五十肩でお悩みの方

症状

五十肩を発症し、肩が上がらず、洋服の脱ぎ着にかなり苦労されていました。

夜間は仰向けで眠っているものの、寝返りで体を動かした際に肩の痛みで目が覚めてしまい、十分に休息が取れず疲労感が強くなっている様子でした。

五十肩の発症から半年以上が経過しており、病院でリハビリを継続しているものの、肩の痛みがなかなか落ち着かない状態が続いていました。

肩の可動域は、外転85度、屈曲95度に制限され、結帯動作(腰に手を回す動作)は困難な状態でした。

五十肩以外でお悩みの症状

・肩こり

・頭痛

症状の経過と施術内容

肩の関節の可動域制限と筋肉の柔軟性の低下がみられたため、筋肉を緩める施術を行うとともに、
東洋医学では五十肩の背景に「胃」や「腸」のバランスが関わることがあると考えられているため、内臓の調整もあわせて行いました。

その後、週に1回のペースで施術を継続し、ご自宅でのケア方法も取り入れていただきました。

少しずつ寝返り時の肩の痛みが軽減し、洋服の脱ぎ着も行いやすくなり、現在は日常生活での負担が少なくなっています。

今回の症例について

五十肩は、適切な対応を続けることで比較的経過が良好になりやすい症状と考えられています。

しかし、回復期に適切な可動域改善や筋力低下へのアプローチが行われない場合、肩の動きに悩まされる期間が長引いてしまうことも少なくありません。

大切なことは、現在の肩の可動域制限や筋力低下の程度を正確に把握し、それぞれに合わせた対応を行っていくことです。

当院の症例について

施術の効果や経過には個人差があり、効果・効能を保証するものではありません。
施術の頻度や期間は、お一人おひとりの体調や状態に合わせて異なります。

当院では、事前に病院での受診・診断を受けていない方への施術は行っておりません。
医療機関での診断結果などを参考にしながら、東洋医学を基にお身体の状態を見立てて施術を行っております。

たなか鍼灸院