「ストレスによる突発性難聴と言われ耳鳴りと耳の詰まりでお悩みだった方」症例

突発性難聴でお悩みの方

症状

日頃からストレスを感じることが多く、ある日突然、耳に詰まったような感覚が出てきました。

さらに数日経つと、耳鳴りも始まり、次第に聞こえにくさを感じるようになったそうです。

病院を受診したところ、「突発性難聴」と診断されました。

治療を続ける中で、耳の聞こえは少しずつ回復してきたものの、耳鳴りや詰まり感が残っていたため、「少しでも楽になれば」と思い、ご来院されました。

突発性難聴以外にお悩みの症状

・慢性胃炎

・吐き気

・のぼせ

症状の経過と施術内容

突発性難聴による耳鳴りや耳の詰まり感についてご相談いただきました。

病院で診断を受けたものの、なかなか回復が感じられず、症状が良くなったり悪くなったりを繰り返している状況でした。

東洋医学では、突発性難聴の背景に「胃」や「大腸」、「肝」のバランスが関わることがあると考えられています。

お越しいただいた方の状態に合わせて、内臓のバランスを整える施術をご提案したところ、耳鳴りの感じ方が少し軽くなったため、この日は終了となりました。

ただ、耳の詰まり感はまだ続いている状態でした。

その後、1週間ごとに施術を行い、自宅でできるケア方法も取り入れていただきながら、症状の波を見ながら進めていきました。

時間はかかりましたが、少しずつ耳鳴りや耳の詰まり感が気にならない日が増えていきました。

耳の詰まり感も落ち着いて過ごせるようになったとのことです。

今回の症例について

東洋医学では、耳鳴りや耳の詰まりといった症状の背景に、「大腸」に負担や不調が隠れていることが多いと考えられています。

大腸のバランスを整えることで、体全体の調子が整いやすくなり、免疫力の維持にもつながるとされています。

また、体の回復力や疲労感に関しては、「肝」の働きを整えることがポイントになる場合もあります。

今回のケースでも、お身体の状態に合わせて大腸や肝のバランスを意識した施術を行いました。

なお、突発性難聴は早期発見・早期治療がとても重要です。

耳に異変を感じた際は、できるだけ早く病院を受診するようにしてください。

当院の症例について

施術の効果や経過には個人差があり、効果・効能を保証するものではありません。
施術の頻度や期間は、お一人おひとりの体調や状態に合わせて異なります。

当院では、事前に病院での受診・診断を受けていない方への施術は行っておりません。
医療機関での診断結果などを参考にしながら、東洋医学を基にお身体の状態を見立てて施術を行っております。

たなか鍼灸院