40代女性 品川区在住「手首の腱鞘炎でパソコン作業が出来ずお悩みだった方」症例
患者
浅野様 40代女性 品川区在住
来院日
平成28年2月中旬
症状と問診
昨年から手首が痛み出し、仕事でパソコンを使うのがかなり辛くなってしまった。
マウスのクリック動作も手首に痛みが走るため、マウスパッドを変えてみても変化がなく、病院で電気治療やストレッチ、湿布薬で1年経ったが痛みがそこまで良くなることがない。
前腕部、上腕部共に張りが強く軽く押しただけで痛みが出てしまう。
手首を捻る動作でも痛みが起きる。
既往歴
・肩こり
・めまい
治療経過と施術内容
【初診時】
肩~腕にかけて筋肉の固さが異常に強く、手首の曲げ伸ばし、捻り動作に痛みと可動域制限が出ている。
周囲の筋肉を緩め、腱鞘炎の原因である胃や腸の内蔵調整をおこなった。
1週間後に2回目の施術を行うために来院。
週に1回の施術を繰り返し、自宅でのケア方法を伝え10ヶ月後には手首は正常可動域まで広がりパソコン作業で痛みが出ることはなくなった。
考察
腱鞘炎は基本的には使い過ぎによる症状の発生のため安静にすることが必要ですが、仕事で使わざるを得ない状況だとそうも言ってられません。
東洋医学でみる腱鞘炎は「胃」「大腸」の負担が大きく痛みが出ると考えられており、内蔵の機能を高めていくと自然と痛みが和らいでいく傾向にあります。
ストレッチ方法も初めから負荷を多くしてしまうと逆効果になることもあるので注意が必要です。